| マセラティMC12がイベントに登場。数々のレアカーと対決 |
先日、ポルシェ911GT1が参加したイベントを紹介しましたが、同じイベント(スーパーカー・オーナーズサークル)にて、これまたレアなマセラティMC12が登場。
マセラティMC12はエンツォ・フェラーリの構成部品を流用したスーパーカーで、FIA GT選手権参戦のためのホモロゲーション取得用モデル。
生産は55台のみ、という希少車です(5台は販売を前提としていないので、販売用だと50台)。
エンジンは6リッターV12で632馬力を発生しますが、これはエンツォフェラーリの660馬力よりも「ちょっと」低い数字。
マセラティMC12は日本だと登録不可能
そのサイズはとにかく巨大で、全長はなんと5,143ミリ。
ただしその長さは長いリアセクション(空力向上のため)に起因しており、そしてこの巨大なリアウイングのために日本では「登録不可能」。
ちなみに全幅は2,096ミリ、全高は1,205ミリ、と報じられており、ボディカラーは「ビアンコ・フジ(同じ名称のボディカラーがランボルギーニにもある)」と呼ばれる、このホワイトとブルーのコンビネーションのみ。
なおフェラーリF40も「生産されたのは全部レッド」と言われますが、そう考えると当時は、「メーカーのスピリットを反映した超限定モデルであってもオーナーが自由にカスタムする現代」とはかなり事情が異なっていたこともわかりますね。
そして同イベントにおいて、このマセラティMC12は、ポルシェカレラGTとだけではなく、メルセデス・ベンツSLRやフェラーリF50とも戦いを繰り広げることに。
F50は「公道を走るF1」というコンセプトのもと設計されていますが、フルアクセルだとさすがにその馬力をコントロールするのは難しいと見え、動画だと「テールハッピー」な状態に陥っています。
それでは動画を見てみよう
こちらが車外マフラーを装着したマセラティMC12が駆け抜ける動画、「Maserati MC12 with Custom Exhaust Doing CRAZY Launches on the Airstrip!! - AMAZING V12 Sounds!」。
そしてこちらはこのイベント、「スーパーカー・オーナーズ・サークル(SOC)」参加のため、会場へと向かうスーパーカーの群れを収録した「Hypercars racing on closed mountain road - SOC Andermatt 2018」。
古今東西、ありとあらゆるスーパーカーが見られるようですね。