| フェラーリのオイル交換もやっぱり大変だった |
これまでブガッティ・ヴェイロン、ランボルギーニ・ウラカン・スパイダーのオイル交換を行う様子を公開してきたRoyalty Exotic Cars。
今回はフェラーリ488スパイダーのオイル交換手順を公開しています。
動画を見るとやっぱりその難易度の高さを見ることができますが、ウラカン・スパイダーよりも「ちょっと面倒」といったレベルのようで、なかなかにハードルの高い作業内容に。
フェラーリ488スパイダーのオイル交換手順を見てみよう
とりあえずジャッキアップしないことにははじまらず、まずはジャッキアップ。
「さあどうしたもんかな・・・」という表情のメカニック氏。
とりあえずリアディフューザーを取り外し。
フェラーリ488スパイダーのリアディフューザーにはアクティブエアロデバイスが装着されているため、裏面にそのためのアクチュエーターが見えますね(かなり重そう)。
リアディフューザーを外した程度ではまだドーレンプラグは出てこない!
なお、アンダーカバーを支えている二本の支柱ははじめて見る工具で、一人でも安全にカバーを外すことができる「支え」のようですね。
結局、フロント以外のアンダーパネルはすべて外す羽目に。
こうやって見るとフェラーリのエンジン含むドライブトレーンは「かなり前」にあることがわかります。
文字通りのミドシップですが、前後重量配分はかなり「50:50」に近いのかもしれません。※ランボルギーニ・ウラカン、ポルシェ718ケイマンは40:60くらい
ようやくオイルが抜ける状態に。
なおドレーンプラグは珍しく1本のみ、そして「太い」のでプラグを抜いた瞬間「ドバァァ!」とオイルが噴出しています。
ドレーンプラグの本数が少ないのは「軽量化」のためなのかもと考えたり。
オイルを入れているところ。
やはり相当な量が入りそうですね。
フィルターやオイル注入口へのアクセスは「ウラカン・スパイダーほど」悪くはないようです。
オイルレベルチェックを行い、パネルを元どおりにして終了。
なお、オイル注入口が「センター」にあるのはかなり珍しいと思いますが(手が届きにくいので作業性は良くない)、これが「ロールセンター」を考えてのことだとしたらフェラーリは「相当に良く考えられたクルマ」ということになりそう。
やはりフェラーリ488スパイダーでのオイル交換も「かなり大変」なことが理解でき、その費用が高額なのにも納得。
こういった工程を見るまではそのオイル交換費用の高さに「なぜだッ!」と憤っていたのですが、今では「これだけの手間を考えると、むしろ安いんじゃないか」と思うように変化しています。
他のスーパーカーのオイル交換はこんな感じ
なお、ロイヤルティ・エキゾチック・カーズはほかにもオイル交換動画を公開。
やはりこのショップを有名にしたのは「ブガッティ・ヴェイロン」で、想像をはるかに超える難易度の高さがわかりますね。
そしてオイルフィルターへのアクセスが非常に困難なランボルギーニ・ウラカン・スパイダー。
それでは動画を見てみよう
こちらがフェラーリ488スパイダーのオイル交換を行う様子を記録した動画、「How to Change the Oil on a Ferrari 488」。