| 新型シボレー・コルベットの予想レンダリングが続々登場 |
シボレーは「ミドシップのコルベット」を2019年のいずれかに発表し、2020年モデルとして納車を開始する予定ですが、最近になって偽装の薄いプロトタイプが続々目撃。
そうなると黙ってはいられないのがCGアーティストで、スパイフォトをベースに様々な予想レンダリングが作成されています。
エンジンがフロントからミッドに移動するということで、大きくそのシルエットが変わると思われますが、どこまで「コルベットらしさ」を残せるかが鍵。
ただ、コルベットらしさというのは大きく長いフロント、パワーを誇示するかのようなフロントフェンダーではあるものの、これらはミドシップでは「無用の長物」となるだけで、つまり「コルベットらしさ」と「新型コルベットのパッケージング」とは相反する要素を持つ、とも考えられますね。
アメリカでもナンバープレートの位置を気にする人は多かった
なお、コルベット関連のフォーラムを見てみると、「フロントナンバープレート」の位置を気にしている人が多いのは面白いところ。
アメリカというとフロントナンバープレートは「不要」というイメージがあるものの、実際には6割程度に相当する31の州においてフロントナンバープレートが必要だそうで、マスが小さくなるフロントのどこにどうやってナンバープレートをつけるのか、という議論がなされています。
スーパーカーは一般に、空気抵抗を減らすために前面投影面積が小さく、かつ同じ理由でウエッジシェイプを持ちますが、そうなると相対的に「車体に占めるナンバープレートの面積」が大きくなったり、フロントグリル内にナンバープレートが収まらず「上に」はみ出たりといった現象が生じることに。
こういった問題を論じるのは日本だけかと思っていたものの、アメリカ人も気にする、ということを知ってちょっと安心した気分でもあります。
そしてこちらはまだ珍しい「リア」から捉えた新型コルベットの予想図。
フロント同様にリアも大きく変わることになりますが、これもコルベットの特徴であった「コンパクトなリアセクション」と「ミドシップ特有の大きなリア」が矛盾する結果を生むことになりそう。
そしてこちらは一番上の画像とちょっと違う、もう一枚のレンダリング(サイドのエアインテーク形状がちょっと違う)。
このエアインテークは新型コルベットの一つの特徴となりそうで、しかしまだまだ形状が判明するほどのスパイフォトが存在しないのも事実です。
今のところ新型コルベット(C8)のデザインがはっきりしないので議論のしようがないものの、コルベット専門掲示板では「賛否両論」。
そしてシボレーもデザインに確信が持てないのか、現行つまりC7世代のコルベットを「予定よりも長く延命する」という話も。
もともとC7コルベットとC8コルベットはちょっとの間「併売」するという話でしたが、その期間を延長し、もしミドシップコルベットを「外してしまったら」C7に戻れるようにしたいのでしょうね。
VIA:MidEngineCorvetteForum