よく考えると2019年に発表されるのは「妥当」?
フェラーリが488GTBの後継モデルを2019年のジュネーブ・モーターショーで発表するのでは、というウワサ。
ここ最近、何度かフェラーリの謎プロトタイプが目撃されており、これは「フェラーリ488のハイブリッドモデル」「フェラーリ488の一つ上のニューモデル」という話も出ています。
フェラーリ488GTB後継は複数のバリエーション
正直なところこれらについては正確な情報は何もなく、しかしフェラーリ専門掲示板「FerrariChat」の投稿によれば「488GTBの後継モデルは完全新設計のプラットフォームを持ち、V8ツインターボ、V8ツインターボ+ハイブリッド、V6ターボ+ハイブリッドなど異なる複数のパワートレーンを持つ」としており、2019年のジュネーブ・モーターショーにて発表される、とのこと。
フェラーリ488GTBは2015年1月に登場しており、その後継モデルが2019年発表、2019年後半/2020年前半に納車開始というのは「ありえるシナリオ」。
フェラーリ488GTBは458イタリアの後継モデルですが、488GTBはブランニューモデルと言うよりは458イタリアの改良版。
フェラーリの場合、こういった「もとのモデル」と「改良モデル」との寿命はあわせて10年というのがここ最近の定番となっていて、たとえば458イタリア(2009-2015)はF430(2005-2009)のフルモデルチェンジ版ですが、そのF430は360モデナ(1999-2005)の改良版。
つまり
・1999-2005/360モデナ、2005-2009/F430
・2009-2015/458イタリア、20015-2019/488GTB
といったタイムラインになり、2019年から488GTB後継となるブランニューモデルが登場し、それが2025年まで販売される可能性は「大(これまでの例を見るならば)」。
なお、フェラーリは2022年までの計画において、V6エンジンを投入すること、V8ミドシップモデルを中核とする「スポーツ」レンジで販売の半分を占めるということを公表していますが、同時に「60%がハイブリッド」になるとも発表しています。
となると販売の半分を占める「スポーツ」レンジ、そしてその中の多くを占めるであろうV8ミドシップモデルにも「ハイブリッド」が投入されるのは間違いなく、「V8+ハイブリッド」だと高価になりすぎるため(となると販売が伸びない)、その対策として「V6+ハイブリッド」が投入されるだろう、ということも想像できますね。