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【動画】新型スープラに搭載される「B58」エンジンはここがスゴい。ユーチューバーがその技術を解説する

投稿日:2019/01/26 更新日:

エンジンは知らないところでけっこう進化していた

新型トヨタGRスープラはBMW製の直6エンジンを搭載していますが、このエンジンが「スープラにぴったりな理由」をお馴染み技術系ユーチューバー、Engeneering Explained氏が詳しく解説。

なお、トヨタがBMWを提携の相手として選んだ理由は「直6エンジンを持っていたから」。
トヨタはスープラをスープラたらしめる要件の一つに「直6エンジン」を挙げており、「エンジンありき」でBMWを選んだ、ということになります。

同じBMW製直6でも新旧エンジンでこうも違う

新型スープラに搭載される6気筒エンジンは、それまでBMWが採用していた「N55」に変わる新型「B58」で、更に詳しくいえば「B58B3001」。

これについて、「B」は「BMW」、「5」はBMWの社内コードで「6気筒」、「8」は「ガソリン、ターボ、バルブトロニック、直噴」、「B」は「ガソリン直列」、「30」は「3リッター」、「0」は「クラス(”0”だとアッパークラス)」、「1」は「第一版」を表している、とのこと。

写真の説明はありません。

なお、このエンジンはBMW 340i、M240i、X5に搭載されており、WARDSAUTOでは「10ベストエンジン」に選出されたことも。

B58エンジンにはこういったメリットが有る

まず、このB58エンジンのメリットは「エンジンブロックの強度が高い」こと。
エンジン冷却水の通り道が細く、そのぶん強いということになりますが、下の画像の上がB58、下がこれまでのN55。

写真の説明はありません。

シリンダー周辺について、N55では隙間(オープンデッキ構造)があることがわかり、ここが冷却水の通り道になりますが、そのぶん強度が落ちることに。

そして強度が高いということは、それだけ高いブーストをかけて強力な爆発を引き起こせる=パワーを出せる、ということになるわけですね。

そしてもう一つはシリンダー内側について、N55では分厚い金属製のスリーブを用いていたものの、B58ではこれが「極薄の(0.3ミリしかない)コーティング」に。

これによって、同じボアを持つのであれば、よりエンジンがコンパクトになり(逆に同じエンジンサイズであれば、よりボアを拡大できる)、つまりは軽量。
しかもこのコーティングは摩擦がより小さいとのことで、これはレスポンスが良くなったり、効率が良くなったり、発熱も少ない(それで冷却水も少なくてすむ)、ということを意味します。※こういった部分の進化があったことは知らなかった。日産がこの分野で進んでいたのは知ってたけど

こういった「軽量コンパクト」なB58エンジンによって、新型スープラは「86よりも低い」重心を実現し、前後重量配分50:50を実現したと考えられますが、このあたりは数字に現れない「ドライバビリティ」として現れることになりそうですね。

そのほか可変バルブタイミング調整機構によって(BMWはかなり早い段階からこの技術を使用しており、一日の長がある)低回転でのトルク、高回転域でのパワーを両立していることなどメリット多数。

ちなみにスープラに搭載されるB58はX5と同じ335馬力ですが、Z4では同じエンジンから382馬力を発生しており、つまりスープラはエンジンを変更しなくてもこれだけの出力を出せるということになって、もしかすると将来的に「ハイパワーバージョン」が登場するかもしれませんね。

ちなみに日本市場限定にて「4気筒」版のスープラも投入され、これは足回りやブレーキは6気筒モデルと同じであり、かつエンジンが小さいぶん車体が軽い」のが特徴。

加えて「空車状態で重量が50:50(6気筒モデルは人が乗って50:50)」なので6気筒モデルよりも鼻先が軽く、より身軽なフィーリングを味わえる、とされていますね。

VIA:Engineering Explained

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