まさか「プロフェッショナル向け」シードゥエラーにコンビが登場するとは
さて、ロレックス(ROLEX)の2019年モデルを紹介。
これらは3月に開催された「バーゼル・ワールド(時計の見本市)2019」で発表されたものですが、シードゥエラーにまさかのコンビモデル「ロレゾール」が登場し、GMTマスターⅡのブルー/ブラックベゼルもジュビリーブレスレットへ。
そのほかGMTマスターⅡのホワイトゴールドモデルには新しいダイアルが追加されたり、ヨットマスターのムーブメントが変更されたりという細かい変更が与えられています。
ここでその内容を見てみましょう。
ロレックス・ヨットマスターには「42」が登場した
まずはロレックス・ヨットマスター。
これまでは「37」「40」のみのラインアップに「42」が登場しています。
ヨットマスターはロレックスにおける「スポーツモデル」ではありますが、「37」というボーイズサイズが揃う唯一のモデル。
これは、「ヨットマスター」という名の通り、富裕層がヨットで遊ぶときに身につけることを想定したもので(そのためサブマリーナとよく似た外観を持つが、本格的な潜水には対応していない。あくまでも潮をかぶったり泳ぐ程度と考えたほうがいい)、その際に「パートナーとペアで身につけることができるように」と考えられたものです。
今回登場したのはRef.226659、素材はホワイトゴールド(来年にはイエローゴールドが出そう)。
ヨットマスターは(今ではデイトナにも採用される)ラバーベルト”オイスターフレックス”が初めて採用されたモデルで、ベゼルもセラクロムながらも「マット仕上げ」が施されるなど、ほかのスポーツモデルとは異なるデザインを持ち、ワイルドかつラグジュアリーな雰囲気があると思います。
ケース径はもちろん42ミリ、ムーブメントはCal.3235。
なお、これにあわせてヨットマスター40、116622系のムーブメントが変更(Cal.3235)されて126622/126621/126655へ進化しています(デザイン的な変更はほとんどない)。
GMTマスターⅡ
昨年からラインアップが入れ替わってきているのがGMTマスターⅡ。
ジュビリーブレスレット(デイトジャストに装着される5連ベルト)を採用してオシャレになった昨年の新作に続き、やはりジュビリーブレスを採用した126710BLNR(価格は950,400円の予定)を筆頭に、ホワイトゴールドケース/オイスターブレス、メテオライト(隕石)ダイアルをGMTマスターⅡとしては初めて採用した126719BLRO。
メテオライトダイアルはロレックスの「上位モデルのみ」に採用されるものですが、GMTマスターもこれで名実ともにプレミアムモデルの仲間入りということですね。
なお、ホワイトゴールド(WG)モデルには、赤青ベゼルに青文字盤といった特殊な印象を持つ「126719BLRO」も追加されています。
両方共ケース径は40ミリ、ムーブメントはCal.3285。
GMTマスターⅡはぼくがはじめて購入したロレックスなので思い入れがあり、しかし今はもう売却してしまって手元になく、「もう一度買ってみるか」とも考えています(最近の値上がりが著しい)。
シードゥエラー
そしてなんとシードゥエラーには「ステンレススティールケース(SS)×イエローゴールド(YG)」つまり”イエローロレゾール”が初登場。
これまでシードゥエラーには「ステンレス」ケースのみでしたが、このコンビカラーが登場することでやはり「プレミアムウォッチ」へ。
なお、日本はコンビ人気がイマイチですが、欧米では非常に人気があり、この「イエローロレゾール」シードゥエラーは海外サイトでは大きな喝采をもって迎えられているようです。
ケース経は43ミリ、ムーブメントはCal.3235で「赤シード」と同じ。
Ref.ナンバーは126603となります。
そのほかはデイトナの「エバーローズ」モデルにオイスタブレスモデルが追加されたり、デイデイト36には新デザインのダイアル、ヨットマスター37にはパヴェダイアルなどが登場したようですが、情報が入り次第、随時お伝えしたいと思います。
VIA:ROLEX