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いったいどっちなんだ・・・。ポルシェ豪州CEOが新型EV「718」を大絶賛、中止と思われた電動版計画は継続か。さらにガソリン車復活の「神展開」も判明

ポルシェ718ケイマンのセンターコンソール

| 次世代718ケイマン / ボクスターに関する情報は二転三転することに |

このまま進んだとしても「成功の可能性」は非常に低いようには思えるが

「次世代の718は電気自動車(EV)になる」——2022年の発表以来、世界中のファンが固唾を呑んで見守ってきたプロジェクトについて、ついにポルシェのマイケル・ライターズCEOが沈黙を破ることに。

開発車両を自らテストした同氏は、その仕上がりを「素晴らしい(Great Car)」と高く評価し開発中止の噂を完全に一蹴しています。

しかし驚きはそれだけではなく、一度は幕を閉じたはずの「ガソリンエンジン搭載の718」が、ラインナップの頂点として復活するという衝撃の計画も明らかになっています。

この記事の要約(30秒チェック)

  • CEOのお墨付き: 新型EV 718は「ゴーカートのようなハンドリング」を維持し、開発は最終段階へ
  • 発表時期の示唆: 2026年秋に詳細発表か。納車開始は2027年以降になる見込み
  • エンジン車復活: フラッグシップ(6気筒と予想)として内燃機関モデルがラインナップに帰ってくる
  • コスト削減と共有: アウディとの共同開発を強化し、EVダルガなどの新型車開発も加速
ポルシェ718ボクスターのインテリア(カタログ画像)


ポルシェCEOが語る「EV版718」の真価とは

ポルシェがEVシフトに舵を切る中、最も懸念されていたのが「重量増による軽快さの喪失」。

しかし、テスト走行を終えたCEOらの言葉からは、その懸念を払拭する自信が伺えます。

  • 「ゴーカート・フィーリング」の継承:オーストラリア・ポルシェのダニエル・シュモリンジャーCEOは、サーキット走行を終えて「ボクスターらしい完璧な前後重量配分と、EVならではのダイナミックな加速が融合している」と絶賛
  • ミッドシップ特有の挙動:EVになっても、バッテリーを座席後方に配置する「e-コア」レイアウトを採用することで、従来のミッドシップスポーツらしい挙動を再現していると見られている

新型718シリーズ(EV & ICE)予測スペック比較

今回のコメント、そしてこれまでの情報を統合すると、今後の718ラインナップは以下のような構成になると予想され・・・。

項目次世代 718 EV (Boxster/Cayman)復活の 718 ICEモデル
パワートレインシングル/デュアルモーター(EV)水平対向6気筒ターボ(ガソリン)
駆動方式RWD / AWD (Quattro)RWD
主な特徴圧倒的な低重心、最新のデジタルUI伝統のエンジンサウンド、軽量化
登場時期2026年秋発表 / 2027年以降納車2020年代後半

ポルシェ718ボクスターとケイマンのカタログ画像(車体構造)

ポルシェの「プランB」:なぜガソリン車は復活するのか?

当初、ポルシェは718を完全にEVへ移行させる計画を進行させており、事実、昨年10月には標準的なガソリンモデルの生産を(サイバーセキュリティ法への対応もあって)一度終了しています。

ポルシェ718ボクスター(ブラック)のリア
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しかし、ここへ来て「内燃機関モデルの復活」を明言したのは「世界的なEV市場の鈍化と、熱狂的なファンの要望に応えるため」で、マイケル・ライターズCEOは「スポーツカーの開発を根本から再考している」とも述べ、アウディとのプラットフォーム共有(約1,600億円のライセンス料支払いを含む)を通じ、開発コストを抑えつつ、EVとガソリン車の両方を柔軟に展開する戦略にシフトしたともコメント済み。

なお、この過程では既存ガソリンバージョンの718用プラットフォームを大幅に改良し、「法規に適合させ、(その場しのぎではなく)安定して販売を継続させることができる」内燃機関搭載モデルを開発するという案、そしてもうひとつは「完全電動版として開発していた新設計のプラットフォームをハイブリッドように作り変える」という案が報じられていますが、とにかくポルシェ内部でも様々なプランが検討されており、そしてそれは今も進行中なのかもしれません。

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結論

2026年モデルの718 EVは、ポルシェにとって「ブランドの魂を電気で表現できるか」を問われる試金石となり、一方で、ガソリンエンジンの復活という「プランB」を用意したことは、ファンにとってこれ以上ない朗報。

ピュアな走りを求める層にはEVを、伝統の鼓動を求める層にはハイエンドな6気筒モデルを。

ポルシェの柔軟な戦略はスポーツカーの未来に明るい光を灯しているようには思いますが、ポルシェと同じくフォルクスワーゲングループに属するランボルギーニは「スポーツカーの購買層はピュアEVを求めていない」「いまのところ成功したEVスポーツは1台も存在しない)としてEV計画を白紙撤回し、ポルシェが出資するリマックのCEO、メイト・リマック氏も「もう誰もエレクトリックハイパーカーを欲しがらなくなった」とコメントしているのが現状です。

ランボルギーニ
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ぼくがいつも不思議に思うのは、お金がたくさんある状況であればまだしも、利益が削られている状況において、なぜいくつかの自動車メーカーが「電動スポーツカー」に未来を見出しているのか、そしてそこにお金をつぎ込むのかという点。

ポルシェのボディカラー(カタログより)
ポルシェのエンブレム(クレスト)~ターボナイト
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フェラーリ「ルーチェ」のような、「クルマというよりは全く新しいプロダクト」として展開するのであればともかく、ポルシェの場合は「718」というエントリーラインアップを「高価で重い」EVとして発売しようとしているということになり、ここに成功の可能性を見出すことは非常に難しいのでは、とも考えているわけですね(CO2削減を考慮するならば、718でなくとも別のモデルでこれを追求したほうがいい。718のセグメントはボリュームゾーンではない。そして新しい価値観を電動化とともに示すのであれば718ではなくフラッグシップやブランニューモデルで行ったほうがいい)。

ただ、いかに電動化で痛い目に遭っているといえど、ポルシェが718の電動化に向けて突き進むのであれば、なんらかの勝算があるものとも考えられ、ぼくらとしてはポルシェの進む先を見守るしかないというのが現状です。

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参照:Motor1

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