デザインがシンプルなだけに生地のアヴァンギャルドさとのギャップが凄い
IWCとのコラボレーション腕時計など様々なグッズを発売するメルセデスAMGですが、今回は一風変わったバッグを発売。
これは「メルセデスAMGのクルマのタイヤ跡をつけた生地」を使用したもので、この跡は実際にクルマが生地の上を走ることによって刻まれた柄。
その生地を加工してバッグにしたのがこれらの製品ということになります。
コレクション名は「バーンナウト」
なお、このバッグを実際に製造するのはドイツのバッグブランド、「Destroy vs. Beauty」。
伝統と革新とをモットーに様々なチャレンジを行っており、それが今回の新たな試みに結びついたようですね。
現在、自動車メーカーにとってはこういった「グッズ」もけっこうな収入源だとされ、そのために各社とも多数の製品をラインナップしているものの、こういった提携先を見つけるのもけっこう大変なんだろうなあ、と思います。
その自動車ブランドとファッションブランドとの思想がマッチしている必要がありますし、その思想を実現できる技術も必要で、両者にとってメリットのある関係を作り出すようにせねばならず、選定は困難を極めることになりそう。
それはともかくとして今回のバッグシリーズに付き、その名称は「バーンナウト・コレクション(BurnOut Collection)」。
なお、Destroy vs. Beautyによると、このタイヤのブラックマークが生地から落ちないようにする方法を実現するためには2年の歳月をかけたとしており(でないとラバーがペロリと剥がれそう)、かなり以前から今回のコラボレーションが進められていたということに。
今回のバーンアウトコレクションからは財布、PCケース、バッグなど多種多様な製品が発売されており、その価格は約22,000円から85,000円まで。
生地はこうやって製造される
今回メルセデスAMGはこれら財布やバッグの「メイキングビデオ」を公開しており、なかなかユニークな仕上がりとなっています。
まずこうやって地面に布を敷いて、ずれないようにテープで固定。
そして、その上に駆動輪(AMG GTだと後輪)を乗せます。
そこで思いっきりスタート!
こんな感じで布の上でタイヤが思いっきりグリップ。
布を拾い上げるメルセデスAMGの人たち。
そして布にはこういった「跡」が刻まれることに。
OH YEAH!成功だぜバディ!という感じの二人。
それでは動画を見てみよう
こちらがメルセデスAMG GT Rが思いっきりタイヤマークを布に刻む動画、「Mercedes-AMG: Destroy vs Beauty Burnout Process」。