| ポルシェは新型ボクスター・スパイダーを”完全なる不合理”と呼ぶ |
ポルシェがFacebookにて、なにやら新しいティーザー動画を公開。
実際に動画を見てみると718ボクスターのバリエーションのひとつであることがわかります。
カモフラージュはなされていないものの「一部」が「一瞬」しか映らず、よって内容を確認するのは難しい状態。
ただ、おそらくは新型718ケイマンGT4と共通だと思われる「オメガ・デザイン」を持つフロントバンパー、そしてフロントフード先端に放熱用スリットがあることからも、これがハイパフォーマンスモデルであることが想像でき、よってこれは718世代の「ボクスター・スパイダー」と考えて良さそうです。
新型ボクスター・スパイダーのパフォーマンスはケイマンGT4と並ぶ?
ポルシェは今回のティーザー動画にて、「perfectly irrational」という表現を用いていますが、「irrational」という単語には「不合理」といった意味があるので、これは「完全なる不合理」。
およそポルシェらしくない表現だと思われ、しかしそれだけボクスター・スパイダーは「理論ではなく感情に訴えかける」ということなのかもしれません。
そして「More to come soon」の文字がそれに続き、じき発表がなされることがわかります。
なお、新型ケイマンGT4は月に開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて公開されると言われるものの、そちらはまだ何もポルシェから(ティーザー画像など)公開されていない状態。
そういった中で先にボクスター・スパイダーのティーザーキャンペーンが開始されたということは、こちらのほうが「先」に発表されるのかもしれませんね。
なお、動画ではこんな感じで「ぼんやりと」そのルーフが見えますが、この「後ろが下がった」ソフトトップもボクスター・スパイダーの一つの特徴。
現時点で新型ボクスター・スパイダーのスペックは不明。
しかし追って発表されるであろう718世代のケイマンGT4と同じく、「911GT3の6気筒エンジン」が与えられ、しかしデチューンが施された上で395〜435馬力程度を発生する、とも見られています。