| ポルシェが実際に「911サファリ」を発売するという話もあるが |
VICCI Online Car Auctionsにて、ポルシェ911をオフローダーにカスタムした車両が2台出品予定。
参考までに、ポルシェ911は、1967年と1969にモンテカルロ・ラリー、1980年代にパリ~ダカールラリーを走っていたことも。
とくにモンテカルロ・ラリーでは優勝を飾ったということから「911とラリー」をは意外と縁が深く、そのため911をラリー仕様へとコンバートする人やショップも少なくはないようです。
足回り、ボディの強化は抜かり無く
こちらの911は4つのアディショナルランプが特徴。
もちろん悪天候時に使用するものですが、ヘッドライト自体も最新の「LED」へと交換されています。
そしてタイヤはBFグッドリッチ製のオールテレーン。
もちろん最低地上高は高められ、サスペンションはExe-Tc製、そしてジャンプにも耐えうるようにコントロールアーム類は強化済み。
ボディサイドには「Safari RS」のロゴとストライプが入ります。
フロントバンパーにはロックガード、強固なグリルガードが装着。
サテンブラックにペイントされ、タフさが強調されているようですね。
そしてルーフにはラック。
こちらもサテンブラックにペイントされています。
室内にはガッチリ組まれたロールケージも見えますね。
リアバンパーも強化され、その下にはオリジナルのエキゾーストシステムも。
シンプル、しかし高品質な内外装を持つ911「オフローダー」も
そしてもう一台の「911オフローダー」は1984年製911をベースにカスタムされたもの。
ボディはマットブラック(正確にはブラックに近いグレー)にペイントされており、マッドマックス的な雰囲気もありますね。
ブレーキキャリパー、ブレーキディスクは強化済み。
メーター、ECUはMOTECへと変更。
室内にはロールケージ。
このカスタムにあたっては可能な限り車体を分解しており、制作にかかったのは10ヶ月だとされています。
インテリアはこんな感じ。
すべてが張り替えられることになりますが、クラシックポルシェらしい千鳥格子が用いられており、スピーカーもおそらくはフォーカル製へと変更に。
反面、サイドシルはプレート入りのバーで補強されていて、エレガントな部分とスパルタンな仕様とが混在するのが面白い一台です。
全体的には極めてシンプルにまとめられ、ハーネスまでもがブラック。
そっけないように見えて、実は細部まで丁寧に作り込まれている、という類のカスタムですね。
ロアバンパーにはLEDライトバーが埋め込まれ、このLEDライトバーは、前方照射用としてルーフラックにも装着されることに。
VIA:Motorious, VICCI Online Car Auctions