| 少なくとも現行モデルよりはアグレッシブな外観が与えられることになりそうだ |
ベントレー・ベンテイガのフェイスリフト(マイナーチェンジ)版プロトタイプがはじめて目撃。
ベンテイガは2016年に発売されており、順当に行くと2020-2021年あたりにモデルライフ中盤のフェイスリフトを行うことになりますが、そのための準備を進めている、ということになりそうですね。
画像を見ると、前後がカモフラージュ用のパネルとシートで覆われ、つまりはこの部分が変更されると考えて良さそうです。
最近のベントレーにおけるトレンドは一致している
なお、ぼくが思うのは「ヘッドライトがもしかしたら巨大化するんじゃないか」ということ。
現在、ベントレーは(所属するフォルクスワーゲングループの他ブランド同様)過去のモデルと現代のモデルとの関係性を強化しており、最近だとベントレー創始者、ウォルター・オーウェン・ベントレーが自身で乗っていたベントレーをイメージしたミュルザンヌの限定モデルを発売しています。
さらに、ベントレーのクラシックモデルの一つの特徴でもある「大きな丸いヘッドライト」を最近では強調する傾向にあり、最新のコンセプトモデル、EXP100GTコンセプトはこんな感じ。
そしてモデルチェンジを受けたフライングスパーはこう。
車体が大きいのでバランス的には「さほどヘッドライトが大きいようには」見えませんが、実車を見ると「ヘッドライトが走っとるわ」というくらい巨大なヘッドライトを持っています。
よって、今回目撃された新型ベンテイガのプロトタイプについても、カモフラージュの下には巨大化されたヘッドライトが潜んでいるんじゃないかと考えており、ただし現段階では「あくまでも推測の域を出ない」。
そのほかリアも厳重に偽装されていますが、こちらも最新ベントレー、そしてEXP100GTコンセプトのように、横長のテールランプへと変更されることになりそう。
こちらはEXP100GTのリアですが、ここまで極端ではなくとも、新型ベンテイガのテールランプは大きく印象を変えるだろう、と考えています。
ちなみに、ベントレー属するフォルクスワーゲングループの他グループのクルマも「軒並み」細長いテールランプを採用する傾向にあり、たとえばポルシェ・カイエン然り、フェイスリフトを受けたマカンしかり、ランボルギーニ・ウルスしかり、アウディQ8しかり。
SUVでなくてもブガッティ・シロン、ポルシェ911(幅3センチしか無い)もまた「細長い」テールランプを採用していて、グループ内共通の意向としてベントレーもこれに倣う可能性はありそうです。
そのほか、ボディサイド、リアバンパーアンダーのデザインも変更を受けているようで、これらによって「新型ベントレー・ベンテイガ」はその印象を大きく変えてくるかもしれませんね。
VIA:Motor1