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【動画】マルタ島で発見された「30年以上閉鎖されたまま」のスバルティーラーその後。今なおアルシオーネやインプレッサ”当時の”新車が眠り続ける

2019/10/14

| けっこうな数のクルマが保管され、全部合わせると相当な価値になりそう |

以前にも紹介した、「マルタ島にて、放置されたスバルディーラー」。
当時はけっこうな話題となったため、すぐに世界中のバイヤーが放置されている希少車を買い付けにゆくものと思われましたが、なんと現在でも「そのまま」。
そして今回公開された動画では、19080〜1990年代のスバル車のほか、当時のアウディ、フォルクスワーゲンの姿も見られ、一大ワンダーランドであることもわかります。

何から何まで謎のディーラー

この動画を見るに、アルシオーネのほかフォレスター、軽トラ(サンバーやジャスティ)、インプレッサ、レガシィのほかアウディ80、フォルクスワーゲン・ビートル(これはいくつか部品がない)の姿も。
そしてこのディーラーのミステリーは、これだけ話題になっているにも関わらず、「未だそのまま」なこと。

盗難もなくショールームのガラスに破損もなく、ただ単に時間が経過しているだけ。
盗難でなくとも正当な手段で「買取」を試みる人もいそうですが、ショールーム内の車に変化はなく、いずれの車両も鎮座したまま(ショールームの中もけっこうきれい)。

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もちろん中のクルマを買いたくとも「このディーラーの持ち主と連絡がつかない」ということも考えられますが、持ち主や関係者については何らかの手段を用いて調べることはできますし、もし経営不振でディーラーを閉鎖したのであれば債権者がこれらのクルマを持ってゆきそうなもの。

ですが「何の変化もないまま」20年か30年も放置されているということは、固定資産税のような現地の税金も払われ続け、そしてこの持ち主が単に「処理するのがめんどくさい」ということでずっと放りっぱなし、ということも考えられます。

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やはり目玉は「アルシオーネ」

そしてなんといってもこの中での最大の目玉はアルシオーネ(海外では”XT”)。
スバル・アルシオーネは1985年から1991年まで販売され、スバルとしては初の海外先行販売モデル。

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デザインはジウジアーロとされ、スバル車では唯一リトラクタブル・ヘッドライトを採用しています。
日本車として最初にCD値0.3を下回った車となり、内外装とも未来的で、映画「キャノンボール」にも登場していますね。
当時、日本ではかなりこう価格帯のクルマでもあり、スバルが「客を選んで売った」という話もありますが、その真偽は不明。

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この後継モデルは「アルシオーネSVX」となり、こちらは専門店が存在するほどの人気モデル。
ぼくの中ではユーノス・コスモとともに「一度は乗ってみたい1980-1990年代のネオクラシックカー」ではあるものの、これもまた”届かぬ夢”で終わりそうなクルマの一台でもあります。

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VIA: Cars Addiction

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