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レクサスが毎年恒例の「小変更」をRCに実施、スマホ連携を強化。レクサスRCは初期モデルの中古だと300万円を切る相場に突入し、「お買い得クーペ」に

2019/11/01

| 今回の変更では外観、走行性能の変更はナシ |

ここ最近、連続して既存モデルを改良しているレクサス。
今回、GS FやLSに続き、RCの一部改良モデルを公開しています。
なお、レクサスRC/RC Fは昨年の秋にマイナーチェンジを行っており、今回は外観や走りといった部分の変更はナシ。
じゃあどういったところが変更されたの?ということになりますが、今回アナウンスがあったのはマルチメディアシステムが「SmartDeviceLink」「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応し、スマートフォンと10.3インチワイドディスプレイに連携することが可能になった、とのこと。
なお、下記のリンクは昨年秋に施されたマイナーチェンジ版レクサスRC。

レクサスRCはこんなクルマ

レクサスRCは2014年に発売が開始されたレクサスの2ドアクーペで、発売当初のテーマは「アバンギャルド・クーペ」。
そしてアバンギャルドの名の通り、そのスタイリングはほかのレクサスに比較するとあまりにアグレッシブ。
しかし一方ではクーペらしい流麗なスタイルを持っていて、発売から5年ほど経過した現在でも、たまにレクサスRCを見ると、はっとするほど美しい、と感じることも。

さらにハイパフォーマンスモデル「RC F」になると、5リッターV8しかも自然吸気エンジンという今時珍しいエンジンを持ち、そのルックスは(パフォーマンスも)もうひとつ過激になります。

レクサスRC Fがマイナーチェンジ!「これがレクサス?」と驚かされる過激な「Performance Package」も登場し1021万円から

なお、昨年マイナーチェンジを受ける前までのレクサスRCはこういったデザイン。

こちらはマイナーチェンジ後ですが、それまで分割されていたデイタイムランニングランプがヘッドライト内部に統合され、スピンドルグリル内部のデザインが変更されることで「すっきり&高級感」が増しています(視覚的な中心もスピンドルグリルに集まるようになった)。

そして今回、レクサスが発表した新型レクサスRCのグレード、価格構成は下記のとおり。
全体的に、かなり高価な車だということがわかりますね。
ちなみに駆動方式については、レクサス各モデルの中でもかなりめずらしい「後輪駆動のみ」。

モデル名エンジントランスミッション価格
レクサスRC350 Version L 3.5リッターV68速AT6,973,000円
レクサスRC350 F SPORT 3.5リッターV68速AT7,127,000円
レクサスRC3503.5リッターV68速AT6,494,000円
レクサスRC300h Version L 2.5リッター直4ハイブリッド6,606,000円
レクサスRC300h F SPORT 2.5リッター直4 ハイブリッド6,657,000円
レクサスRC300h2.5リッター直4 ハイブリッド6,127,000円
レクサスRC300 Version L2リッター直4ターボ8速AT 6,158,000円
レクサスRC300 F SPORT2リッター直4ターボ 8速AT 6,209,000円
レクサスRC300 2リッター直4ターボ 8速AT 5,679,000円

レクサスRCは中古だとお買い得?

なお、レクサスRCはNXやRX、LSなどとは異なり、レクサスの中では比較的値下がりが大きな車だと認識していて、そのために「中古だと割安」。
カーセンサー上には163台の登録があり、かなり価格にバラツキはあるものの、中には300万円を切る個体も見られます。
このクルマが300万円前後で購入できるというのはまさに驚きでしかなく、かつ「レクサス」というブランド力、レクサスの価格維持努力を考えると、ここから大きく価格が下がるとは考えにくく、よって「中古で購入すれば、比較的損しにくい」クーペではないか、とも考えています。

VIA:LEXUS

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