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ポルシェ911(993)を現代風にしたらこうなった!”911 GT2 RS Evo”の再来だ

2019/11/17

| 993世代の911は名作だが、このレンダリングはそれを超える |

以前に993世代のポルシェ911をベースにしたCGを公開したレンダリングアーティスト、Matthew Parsons氏。
今回はさらに「プロジェクト993」を発展させたバージョン2を公開しています。

993世代の911は1993年から1998年まで販売され(現代の基準に照らし合わせるとかなり販売期間が短い)、空冷最後の911としても知られていますね。
993の開発を主導したのはウルリッヒ・ベッツ氏で、後に同氏はアストンマーティンへCEOとして移籍し、現在は(おそらく)会長職に就いています。

なお、以前に公開された「プロジェクト993」はこちら。
もちろん993世代の911をベースとし、「935クラブスポーツ」風の要素を加味し、しかしリベットなど「荒々しい」雰囲気もありますね。

ポルシェ「993プロジェクト」登場!993世代の911をベースに935/RWBポルシェ風のエアロキットで武装

「プロジェクト993バージョン2」はよりスムーズに

そして今回公開されたプロジェクト993”バージョン2”は以前のバージョンに比較し、より滑らか、かつよりスムーズに。
フロントバンパーは丸みを帯びたデザインへ、そしてデイタイムランニングランプも円形へ。
フロントフードの「ダクト」形状も変更され、リベット類もスムージングされてツルリとした表面が与えられていますね。

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ラジエターは「フロントバンパー左右」から「センター」へと移され(ということは水冷化されている?)これはレーシングカー「911RSR」にインスパイアを受けたデザインかもしれませんね。
そしてヘッドライト内部もよく見ると「クワッドLED」が採用されているようです。

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段差が減ったことや近代的なライティングによって、「未来」さえ感じさせるように。

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前後フェンダーは大きく張り出し、フロントフェンダーは後ろからエアを抜く方法を採用し、リアフェンダーは新型MINI JCW GPのような「(前半分が)フローティング」。

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リアは変わらず「935」風ですが、リアウイング形状が大きく変更され、993世代の「GT2 RS/GT2 Evo」をイメージしたと思われるデザインへ。

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下部分はかなり大きなボリュームを持ち、その上のウイングはかなり細い、というユニークなスタイル。

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おかげで「意外と」すっきり。

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後ろから見てもやはり未来的な印象を受けますね。

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ホイールのデザインもなかなか近未来的。
内側にはブレードのようなフィンが装着され、その上には透明カバーが取り付けられています。

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VIA: Mathew Parsons - Behance

現実にはこんな993のカスタムも

そして世の中にはこういったカスタムを考えるだけではなく、実際に「カスタムカーを作ってしまう」人も。
まず思い浮かぶのはガンサーワークス400R(Guntherworks)で、993世代のポルシェ911をベースに、内外装をカーボンファイバーにて作り直してしまったクルマです。
その仕上がりは非常に美しく、品質同様に価格も高く、なんと5800万円という驚きのプライスタグを掲げます。

リアシートはこんな感じ。
かなり独特、かつ無機質な印象を受けますね。

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