| おそらくは”究極の”豪華さを持つSUVとなりそうだ |
メルセデス・ベンツが「メルセデス・マイバッハGLS」のティーザー画像を公開。
これは11月21日から開催される広州モーターショー(中国)にて公開されるニューモデルで、メルセデス・ベンツブランドから発売されている「GLS」をマイバッハブランドから別途発売するもの。
もちろん、マイバッハブランドからの発売ということで、ボディのストレッチや様々な高級装備が追加されることになると思われますが、発表の場につき、同時期に開催される「ロサンゼルスモーターショー」ではなく、中国を選んだのはやはりショッキング。
メルセデス・マイバッハGLSは中国向け
つまり、メルセデス・マイバッハGLSは中国市場をターゲットにしているということ他なりませんが、メルセデス・ベンツは過去にも北京モーターショーにて「マイバッハ・アルティメイト・ラグジュアリー・コンセプト」を発表していて、これは室内に「茶器」を備えるなど明らかに「中国向け」としたクルマ。
メルセデス・ベンツはこのマイバッハ・アルティメイト・ラグジュアリー・コンセプトについて、「発売しない理由がない」とも語っており、北京での発表では(発売希望のフィードバックなど)相当な手応えを感じたのかもしれません。
今回公開されたティーザー画像からは、マイバッハ特有の「格子の間隔が狭いフロントグリル」に加え、グリルフレームには「MAYBACH」の文字が確認可能。
マイバッハは現在メルセデス・ベンツの「ひとつのバリエーション」に格納しているため、ボンネット上のエンブレムは”マイバッハ”ではなくメルセデス・ベンツの「スリーポインテッドスター」。
ボディカラーはマイバッハのコンセプトカーに好んで採用される高輝度塗装のレッドが採用されると思われ、そしてこれは中国人が好むカラーでもありますね。
ティーザー画像だとフロントグリルがかなり強調されているようですが、おそらくグリルのサイズ自体はメルセデス・ベンツGLS(下の画像)と同じだと思われます(もしヘッドライトを小さくしてまでグリルを拡大しているのであれば、それはそれで一大事)。
メルセデス・ベンツがこの「マイバッハGLS」をマイバッハ・アルティメイト・ラグジュアリーの市販モデルと位置づけているのか、それとも別にマイバッハ・アルティメイト・ラグジュアリーを発売するのかは不明ですが(ピュアエレクトリックモデルとして、別途発売しそうではある)、いずれにせよ、今回のマイバッハGLSも”究極の”豪華さを持つことになるのは間違いなさそうです。