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【走る核シェルター】新型メルセデス・ベンツ Sクラスの装甲バージョン、「S680 ガード」発表。V12搭載、4.2トンの最強防弾セダンが守り抜く“究極の安全”

【走る核シェルター】新型メルセデス・ベンツ Sクラスの装甲バージョン、「S680 ガード」発表。V12搭載、4.2トンの最強防弾セダンが守り抜く“究極の安全”

Image:Mercedes-Benz

| 日本では実感がわかないが、欧米とくに南米では安全上の懸念から防弾仕様の需要が低くない |

記事のポイント(要約)

  • 2,700個以上の部品を刷新: 今回のSクラスにおけるマイナーチェンジは実質「次世代への飛躍」。
  • 民間最高峰「VR10」準拠: ライフル銃弾や至近距離の爆発にも耐えうる圧倒的装甲。※先代S680ガードでは「VR9」
  • 伝説のV12エンジン: 4.2トンの巨体を軽々と加速させる600馬力超のパワーユニット。

2027年型Sクラスの「真の主役」はV12防弾仕様

メルセデス・ベンツは、現行Sクラス(W223)の部品の半分以上、実に2,700個以上を変更する大規模なアップデートを実施しており、クリーンな直6や新開発のV8が注目される中、真の富裕層や国家首脳が待ち望んでいたのが、この新型「S680 ガード(Guard)」。

マイバッハ版を除けば、唯一V12エンジンを選択できるモデルでもあり、通常のマイバッハの2倍以上の価格(約9,000万円以上と推測)が付けられる、まさに「選ばれし者のための1台」です。※ちなみに車体重量も2倍以上

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防弾・防爆性能:民間車両で世界唯一の「VR10」認定

このクルマの最大の特徴は、その見た目からは想像もつかない「硬さ」にあり・・・。

  • VR10規格クリア: ボディの不透明部分だけでなく、ガラス部分までもがアサルトライフルの銃弾や爆発物の破片に耐えうる「VR10」認定を、量産セダンとして唯一取得。
  • 緊急時用酸素供給システム: 化学兵器などによるガス攻撃を想定し、ボタン一つで車内に新鮮な空気を供給する900リットルの圧縮エアタンクを搭載。
  • 自動消火システム: エンジンルームや車体底部が炎に包まれた際、自動で消火活動を行う装置を内蔵。
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S680 ガード 主要スペック

パワートレーンには「4.2トン(小型トラックに相当)」という驚異的な重量を支えるための、特別なスペックが用意されており・・・。

項目詳細仕様
パワートレイン6.0L V12 ツインターボ (M279)
最高出力603 hp (612 PS)
最大トルク830 Nm (612 lb-ft)
車両重量約 4,200 kg (4.2トン)
最高速度190 km/h (電子制限)
タイヤミシュランPAXランフラット (パンク後30km走行可能)
ベース価格約 547,000ユーロ〜 (約9,000万円以上)
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Image:Mercedes-Benz

重量の壁を超える「おもてなし」の技術

4.2トンの巨体には上述のような特別な装備や装甲、そして分厚い防弾ガラスも含まれていますが、この特殊なガラスのおかげでドア1枚を開けるのにも本来なら大変な労力が必要です。

しかし「そこはSクラス」だけあって、以下のハイテク装備により「重さ」を感じさせないように設計されています。

  • サーボアシストドア: 坂道でも重い装甲ドアを軽々と開閉。
  • 油圧式パワーウィンドウ: 電気系統が攻撃で破壊された後でも、窓の開閉が可能な油圧システムを採用。
  • 専用サスペンション: 重量級の車体を支えつつ、Sクラス特有の「魔法の絨毯」のような乗り心地を維持。
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結論:V12が生き残る「最後の聖域」

ベントレーやBMWが12気筒エンジンからの撤退を決める中、メルセデス・ベンツはこの伝統の心臓部を守り抜くという決断を行っています。

ただしそれは単なる贅沢ではなく、4.2トンという過酷な状況下で「確実かつスムーズに危機を脱出する」ために不可欠な性能だから。

2027年モデルのSクラス・ガードは、ラグジュアリーカーの範疇にとどまらず、世界で最も過酷な環境において、乗員の命を預かる「究極のプライベートスペース」であると考えていいのかもしれませんね。

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参照:Mercedes-Benz

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