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スーパーチャージャーで前が見えん!ワイルド・スピードMEGA MAXに登場したプリマス・バラクーダが競売に。車内にはポール・ウオーカーら出演者のサイン入り

2019/11/25

| アメリカ人のカスタムにはいつも驚かされる |

ワイルド・スピード MEGA MAX(2011)に登場した1971年製プリマス・バラクーダがオークションに登場。※そろそろオークションが終了していると思われるものの、まだ結果は表示されていない
これは”フランケンクーダ”と命名された車両で、HEMI V8エンジンの上に巨大なスーパーチャージャー、ウルトラドミネーター・キャブレターを載せていることが最大の特徴(キャブレターはルーフの高さをはるかに超えている)。

そのほかのカスタムとしては強化済み3速トランスミッション、コイル式サスペンション、ディスクブレーキにタイヤ/ホイール、内外装カスタムなど。

カスタムにはなんと純正オプションも使用

その詳細を見てゆくと、ホイールはバドニック、ディスクブレーキはウィルウッド、ボディカラーは「スネークスキン・グリーン」。
ボディ上部はブラックにグレーのグラフィックが入り、「MOPAR(モパー)」の文字も。
なお、モパーとはダッジやジープなどFCAグループのアメリカンブランド車に対して用意されるオプション群で、語源は「モアパワー(MORE POWER)」。
日本や欧州車のオプションとは異なって「ハイパワーエンジン単体」が供給されたり、という過激なラインナップが特徴です。

さあカスタム開始だ。ダッジが707馬力のエンジン単体を250万円で販売開始、なんとメーカー保証3年付

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もちろん今回の「フランケンクーダ」にもモパー製のパーツが組み込まれることになりますが、そのために過去「モパー・コレクターズ・マガジン」の表紙を飾ったこともある、とのこと。
そのほかダッシュボードにはヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ドゥエイン・ジョンソン、そして監督のジャスティン・リンのサインが入るという豪華仕様となり、コレクターにとっては「たまらない」一台となりそうですね。

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ダッシュボードにも「モパー」のマークが入り、インテリアだとメーター類がモパーつまり「純正オプション」とのこと。

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VIA:Worldwide Auctioneers

そのほかにはこんな「ワイルド・スピード」登場車両が販売されたことも

なお、ワイルド・スピードの撮影には相当数の車両が制作され、同じ人物が乗るクルマでも「走行用」「停車時用」など複数台が作られることも。
この「ドリフトキング」ことタカシのドライブしたグラフィック入り日産フェアレディZも数台が作られ、たびたび中古市場に登場するようです。

「ワイルド・スピード」登場のドリフトキング=DKフェアレディZが1500万円で販売中。これで気分はタカシ

そしてドラッグレースであっさり負けたフォルクスワーゲン・ジェッタも何度か市場に出てきていますが、その都度価格が上がっているようです。

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そして最近ではワイルド・スピードに登場したクルマのコレクターがその所蔵車両を公開していますね。

【動画】ワイルド・スピードに登場したクルマのコレクターがその内容を公開!やはりブライアンのスープラは他の車とは一線を画すカスタムが施されている!

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