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1988年モデルのランボルギーニ・カウンタックがネット競売に!バレンチノ・バルボーニのサイン入り、程度は上々。熾烈な争奪戦必至の個体を見てみよう

投稿日:2020/01/26 更新日:

| ランボルギーニ・カウンタックは今後の値上がり有力株だ |

米中古車売買サイト、Bring a Trailerにて、ランボルギーニ・カウンタックがオークション形式にて販売中。
カウンタックというとランボルギーニの方向性を決定づけたクルマと言ってよく、それまでは比較的GT路線の強かったランボルギーニを「スーパーカーメーカー」へと押し上げたモデルでもあります。

登場は1974年、販売終了は1989年なのでじつに15年もの長きに渡り販売されたということになりますが、その間には様々なバリエーションが登場。 
今回出品された個体は1988年モデルの「カウンタック LP5000QV(クワトロバルボーレ)」です。

カウンタックには革新的な試みが詰まっていた

カウンタックの外装デザインは若き日のマルチェロ・ガンディーニ、そして設計はパオロ・スタンツァーニ。
車体構造には(当時一般的だった)スペースフレームを採用するも、大排気量エンジンを縦置きした「初」のミドシップスポーツであり、その設計は4WDを想定していたと言われるほど画期的なクルマ。

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なお、このカウンタック設計メンバーが再度集結して開発を行ったのが「ブガッティEB110」ですが、こちらは実際に4WDレイアウトを採用していますね(ミドシップ、シザースドアもカウンタックと同じ)。

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ちなみに近代ランボルギーニにも用いられていた「LP」という名称はカウンタックで初めて採用されており、これは「longitudinal posteriore(ロンギチューディナル・ポステリオーレ)」の略で、「後方縦置き」つまり「縦置きミッドシップ」を表します。 ※ミウラはミドシップながらもエンジン横置きなので、単に「P」だけが付与

ランボルギーニはなぜ「LPナントカ」という名称を使用しなくなったのか?→「ややこしかったから」。

エンジンそのものは5.2リッターV12、出力は420PS。

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リアには「Vウイング」。

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これぞ「スーパーカー」なリトラクタブルヘッドライト!

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そしてガルウイング(シザースドア)!

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カウンタックはLP400(1974年)→LP400S(1978年)→LP500S(1982年)→5000QV(1985年)→25thアニバーサリー(1988年)と進化していますが、5000QV(クワトロバルボーレ)はその名の通り「4バルブ」を持ち455馬力を発生。
25thアニバーサリーに次ぐ販売台数を誇り、632台が生産されています。

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なお、「カウンタック」という呼び名は日本特注で、欧米ではクンタッチ、クンタッシュと発音することが多い模様。
その語源としてはイタリア・ピエモンテ地方の方言で「びっくらこいた」という意味だそうですが、これまでには諸説あり、プロトタイプを見た現地の農夫が「クンタッチ!」と叫んだことからそう命名されたという話も。
ただ、カウンタックのデザイナーであるマルチェロ・ガンディーニ氏によると、その説は「誤り」であるようです。

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カウンタックではV12エンジンを縦置きするという性質上、その全長が長くなるという問題が(設計時に)あったそうですが、パオロ・スタンツァーニはその問題を「エンジンの前後を逆にして、トランスミッションを前に持ってくる」ことで解決。
よって、こんなゴッツいセンタートンネルが存在するわけですね。

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後方視界は「極端に悪く」、それは左右シートの間にあるごく小さな窓を見てもわかるとおり。
よって、カウンタックをバックさせる際は、このぶっといサイドシルに腰掛け、その姿勢でクラッチとアクセル、ブレーキペダルそしてハンドルを操作しながら後退する「カウンタックリバース」が有名。
それを最初に行ったのはランボルギーニで定年まで勤め上げたテストドライバー、バレンチノ・バルボーニとも言われます。

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そしてダッシュボードにはバレンチノ・バルボーニ氏のサイン入り。

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この個体については走行距離31,500キロだとされ、見たところコンディションは上々。
ミウラの相場が2002年に比較すると15倍になっていることを鑑みるに、カウンタックの価値は上がりこそすれ下がることはないと思われ、オークション終了間際には入札が殺到するものと思われます。

あの「納屋から発見された」ランボルギーニ・ミウラが約1.7億円で落札。調べてみたらミウラの相場は2002年に比較して15倍、2009年比で7倍、2013年と比べても3倍になっていた

VIA:Bring a trailer

 

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