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ポルシェが新型「マカンGTS」国内投入。日本仕様は本国OP扱いの装備が標準化され価格は1038万円

2020/01/18

| それでもマカンGTSはお買い得なモデルだと思う |

ポルシェがすでに欧州と北米にて発売済みの「新型マカンGTS(グランツーリスモスポーツ)」を発表。
マカンGTSは「マカンS」と「マカン・ターボ」との中間に位置するモデルで、今回の”新型”マカンGTSはフェイスリフト(マイナーチェンジ)版という扱い。
価格とパフォーマンスとのバランスがいいことが特徴で、そのために「価格の下がりにくい」マカンとしても知られ、ぼくは「ベースグレード」と並んでお買い得なマカンだと考えています(価格は10,388,889円と高価だが、売却時も高く売れるので、買って売るまでのことを考えると損失が少ない)。

なお、これでマカンシリーズは「マカン(7,119,444円)」「マカンS(8,749,074円)」「マカンGTS(10,388,889円)」「マカン・ターボ(12,191,667円)」が出揃うことに。

新型マカンGTSのパフォーマンスはこう変わった

ポルシェによると、マカンGTSは「よりパワフルなエンジンとパフォーマンスを重視したシャシー、特徴的なデザインと充実した装備」が特徴。
搭載されるエンジン(2.9リッターV6)は先代比で20PSプラスの380PSへと増強され、0−100キロ加速は4.9秒、オプションスポーツクロノパッケージを装着すれば4.7秒に(先代比でマイナス0.3秒)。
最高速度は261km/hだとアナウンスされています。

ちなみに今回のマカンGTSではエンジン型式が変更され、メルセデスAMG、BMW Mでも一部採用する、Vバンクの内側にターボを収める「センターターボレイアウト」へ。
これによって重心が中央へ寄り、エンジン自体もコンパクトに。

そのほかの機能的な特徴としては専用チューンを持つPASM(車高マイナス15ミリ)、ホイールは20インチ”RSスパイダー”、そしてブレーキは大径ローター(フロント:360ミリ、リア:330ミリ)、スポーツエギゾーストシステムの標準装備が主な特徴。

なお、オプションのアダプティブエアサスペンションを装着するとさらに車高は10ミリダウンし、ブレーキについては「ダストが出ずに寿命の長い」白いキャリパーを持つPSCB=ポルシェサーフィスコーテッドブレーキの装着が(やはりオプションにて)可能となっています。

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ポルシェが開発した「効きはカーボンブレーキ並み」「ダストが出ない」夢のブレーキ「PSCB」とは?

なお、日本仕様のマカンGTSは、本国ではオプション扱いとなるアダプティブクルーズコントロール、レーンチェンジアシスト、リヤビューカメラ+サラウンドビュー機能付きパークアシストが安全性の観点から標準装備されている、とのこと。

新型マカンGTSの外観はこうなっている

さらにマカンGTSには「スポーツデザインパッケージ」が標準にて装備され、911や718ボクスター/ケイマン、パナメーラ、カイエンのGTSモデル同様に「ブラックアクセント」も。
加えてポルシェダイナミックライトシステム(PDLS)が与えられ(ブラック仕上げはオプション)、立体的な形状を持つテールランプはスモーク仕上げに。
ブレーキキャリパーはレッド、トリムストリップはグロスブラックに、ディフューザー、テールパイプもブラックフィニッシュが採用されています。

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新型マカンGTSはインテリアの爽美も充実

そして新型マカンGTSの内装は、やはりほかのGTSのモデル同様にアルカンターラ、ブラッシュドブラックアルミニウムが使用されて「スポーティーかつエレガント」に。
ステアリングホイールにはスムースレザー仕上げの「マルチファンクションスポーツステアリングホイール」が装備されています。

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シートは表皮にGTSレザーとアルカンタラを採用した8段階調整式GTSモデル専用スポーツシート。
オプションではステッチをカーマインからクレヨンへ変更したり、アルカンタラの面積を拡大したりといったことも可能。

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なお、今回の発表に合わせてマカンGTSのコンフィギュレーターもオープン。
いつもどおり数え切れないほどのオプションが用意されています。
中には画像の通り「90年代風の」ボディカラー同色ホイールも用意されていますが、さすがにこれを選ぶ人は少ないようですね。

ma

VIA:PORSCHE

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