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まさに災難!東京でのマクラーレン・エルバ発表会のため”屋根の無い”エルヴァを移動させる際、大雨に降られて大変なことに

2020/04/20

| しかしこれは誰のせいでもない |

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さて、先日マクラーレンは日本でも「エルヴァ」をお披露目していますが、その会場への搬入もしくは搬出時に雨に遭遇してしまったようで、その際に撮影された写真がインスタグラム上にて公開されています。

なお、お披露目されたエルヴァは「モックアップ」であり、主に木でできているとされ、走行可能なメカニズムを有していない、とのこと(ドライバーが乗っているところを見ると、ステアリング操作はできるものと思われる)。

おそらくはこれと同じと思われる個体がTopgearのレビューに登場していますが、たしかにエキゾーストパイプが「貫通」していないダミーだったりするようですね。

マクラーレン・エルヴァには屋根がない

エルヴァはマクラーレンにとって最新の限定ハイパーカーで、V8ツインターボエンジンをミドシップマウント。

その出力は815馬力と「ガソリンエンジン単体だとマクラーレンではもっともパワフル」で、かつルーフやフロントウインドウを持たないことで「もっとも軽いマクラーレン」に。

なお、ドライバーに風が直撃しないようアクティブ・エア・マネージメント・システム(AAMS)なるデバイスを持つものの、簡素なものであってもトップを持たず、よって雨が降ると「どうしようもない」ということになりそうです。

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現在はこういった「スピードスター」がちょっとした人気で、ポルシェ911スピードスター、フェラーリ・モンツァSP1/SP2、アストンマーティンV12スピードスターといったクルマが限定発売されている、という状況。

スピードスターとは、その名から想像できる通り、スピードにトッププライオリティを置いたクルマであり、スピードを邪魔するものは全部取り払ったという潔いクルマを指しますが、そのために実用性を備えないのもまた事実です。

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よって、出先で雨が降ったり、そうでなくても駐車場所には困ることになり(なんせ屋根がないので、いたずらや盗難の恐れも)、所有するにはいささかハードルの高いクルマ。

そのためか、マクラーレンはこのエルヴァについて「予定台数の399台を売り切る」ことが難しいと判断したのか、その限定台数を249台に引き下げる、ともアナウンスしています。

ついに「完売しない」限定ハイパーカーが出てきた!マクラーレンがエルヴァの生産台数を399台から249台に引き下げると発表

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フェラーリ・モンツァも大雨に遭遇

なお、この「スピードスターに雨」で思い出すのが、クゥエートにて行われたというフェラーリ・モンツァの試乗イベント。

東京の1/6しか降水量がなく、つまりほとんど雨がふらないはずなのに、なぜか「屋根のないモンツァSP1の試乗を行っている最中に雨が降った」というもの。

まさに不幸としかいいようがなく、しかし人生には往々にしてこういったことがある、という一つの例かと思います。

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【動画】普段雨の降らないクウェートにて、フェラーリ・モンツァSP1の試乗中にまさかの土砂降り。ウインドウ、ルーフの無いSP1では為す術のない状態に

VIA:Motor1, Syouken Photo

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