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またまたベル&ロスの腕時計を買ってしまった!今度は角形ダイバーズ「BR 03-92 DIVER」

2020/06/06

| ベル&ロスの腕時計は時々無性に欲しくなる |

さて、ベル&ロスの腕時計、「BR 03-92 DIVER」を購入。

ぼくはこれまでベル&ロスの腕時計を5本購入していますが、正直いうとベル&ロスは「買って後悔する」タイプの腕時計(品質的に)。

ただしそのデザインにはどうしようもなく惹かれていて、「買って後悔する→売却してしまう→寂しくなる→また買ってしまう」というサイクルを繰り返しているわけですね。

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ちなみにベル&ロスの腕時計は売却時に相当(定価から)価格が下がりますが、ぼくのようなファン(といっていいものか)が一定数いるようで、ある段階からは相場が下がらないのも一つの特徴。

よって、安く手に入れることができさえすれば(正規販売店でもけっこう値引きしてくれる)、売る時にもさほど損をしない腕時計ブランドの一つでもあります。

ただ、この「さほど損をしない」というのは比較的定価の低いモデルや定番モデル、人気モデルに限っての話で、高価なモデルや不人気モデルを買ってしまうと売る時に泣きそうになるので要注意。

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なぜベル&ロスの腕時計は「買って後悔する」のか?

そしてベル&ロスの腕時計について、なぜ買って後悔してきたのかということですが、それは「仕上げが甘いから」。

ケースの平面部分、インデックスの「面」や研磨、針側面の処理がイマイチで、初期のベル&ロスはカシオG-SHOCKと同じくらいの品質だったと認識しています(G-SHOCKの品質が低いという意味ではなく、G-SHOCKは価格に見合う仕上げを持っていて、しかし比較的安価なG-SHOCKと、その10倍以上のプライスタグを掲げるベル&ロスが同レベルにある、という意味)。

ただ、ベル&ロスは時計マニアが作ったブランドなのでそのあたりは自分たちでもわかっていたらしく、その後どんどん品質を上げているのもまた事実。

たとえば、ベル&ロスの視覚的特徴の一つである「ビス」についても、初期モデルは「方向がバラバラ」だったのに、現在のモデルはすべてその方向が「中心に向いて」いたり、現在ではインデックスや針の仕上げも「価格なり」のところまで来ている、と考えています。

ちなみにベル&ロスは一時期高価格帯に移行しようとした時期がありますが、やはり品質が伴わず消費者がついてこなかったようで、現在はその路線を一時停止もしくはあきらめたのか、「中価格帯に特化した、コストパフォーマンスのいい腕時計」を作り続けています。

このあたり、「機能ありき」のマニファクチュールとしてのスタートではなく、デザイナーズ腕時計としてスタートしただけに、ポジショニングそしてマーケティングを考慮した展開を行なっているということなのかもしれません(マニファクチュールは機能優先にて天上天下唯我独尊なところがあるが、後発の、かつデザイナーズ腕時計ブランドはマーケティングありきの戦略)。

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ベル&ロスBR 03-92 DIVERはこんな腕時計

ちょっと前置きが長くなりましたが、BR 03-92 DIVERはその名の通り「ダイバーズウォッチ」で、掟破りの角形ケースを持っています。

水圧を考えると、「均等に」プレッシャーのかかる円形が有利だとは思われるものの、ベル&ロスは自社のアイコンでもある「角形」にこだわったということになりますね。

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現在BR 03-92 DIVERは5モデルが存在し、この「ステンレスケース+ブルー」に加えて「ステンレスケース+ブラック」、「ブロンズケース+グリーン」「ブロンズケース+ブルー」「セラミックケース+ブラック」。

ぼくのセオリー、そして好み通りだと「セラミックケース+ブラック」を購入するところですが、そうやってブラックの腕時計ばかりを購入した結果、持っているのは「似たような腕時計」ばかりになってしまい、よってここはちょっと路線を変えてみようと思ったわけですね。

その意味では「ブロンズ」ケース購入も考えたものの、その特徴でもある「経年による酸化」がどうしても許容できず、よって今回はステンレスケース、そして現在他に持っていない「ブルー」を選んでいます。

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ボックスはこんな感じで専用のペリカンケース入り。

ベル&ロスのダイバーズウォッチはBR 02しかり、ペリカンケースを採用することが多い模様(初回限定版のみかもしれない)。

このケース内には、付け替え用のベルトや工具も収納されています。

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こちらは取説とギャランティーカード。

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ベルトはラバー。

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エッジには綺麗にポリッシュがかけられています。

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ケースは「フェイス+真ん中+ケースバック」というサンドイッチ構造ですが、その隙間をわざと見せ、そして見える部分はポリッシュという演出。

ここまでベル&ロスがポリッシュを多用するのは珍しく(バックルすらエッジにポリッシュがかけられている)、これらの仕上げを見ても、セラミックではなくステンレスを選んだのは「正解」だったのかも。

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ベゼルはアルミ製インサート付き一方向回転式。

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ケースバックはこんな感じでほかのベル&ロスに比較すると中央部分が出っ張っているようですが、これは「ダイバーズウォッチ」だからなのかも。

ケースサイズは42ミリ、防水性能は300メートル、採用されるキャリバーはBR-CAL302.。

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インデックスは数字ではなくドット(スーパールミノバ)。

針はメタルスケルトン仕様、風防はサファイアクリスタル。

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ダイバーズウォッチらしくリューズガードが設けられ、そしてリュウズには滑り止めのためかラバーが巻かれます。

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ベル&ロスの腕時計はデザイン性が高く、よってついつい衝動買いしてしまうことが多いのですが、いざ購入して家に持って帰って、ほかブランドの腕時計と比較した時に「品質面で劣るのが目視できるレベル」だということに気づき、買ったのを後悔する場合も。

ただ、今回のBR 03-92ダイバーはぼくが持っているほかのダイバーズウォッチと比較しても見劣りするところはなく、はじめて「買ってよかった」と思えるベル&ロス製品だとも考えています。

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