| コミック中では現実に近いクルマが採用され、映画においては現実離れしたクルマが登場していたようだ |
さて、ロバート・パティンソン主演、マット・リーヴス監督にてリブートされる「新バットマン」。
これまでにも新しいバットモービルの車体後部が監督自身のTwitterにて公開されていましたが、今回はそのフロントも公開され、つまりは全容が判明することに(今回公開されたバットモービルは模型のように見える)。
画像を見るに、これまでのバットモービル同様にマットブラックのボディを持ちますが、フロントウインドウやAピラー、ルーフなどは非常に「現実的」。
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新バットマンは現実世界に近い設定
なお、マット・リーヴス監督による新バットマンはかなり現実に近い設定を持っているとされますが、たしかにこの車両はサイズや仕様が「リアルに想像可能」なものとなっているようですね。
アメリカンマッスルと装甲車とを合体させて2で割ったようなルックスを持ち、ボンネットがけっこう長い割に「ミッドシップ」レイアウトを持っています。
エンジンはこんな感じ。
おそらくはV8もしくはV10で、情報排気用のパイプが見えるほか、何本かは集合してアフターバーナーっぽい(レンコンみたいな)デバイスに接続されています。
なお、室内や車体後部にはスペースフレーム構造を確認でき、このあたりは1970年代~1980年代あたりのスーパーカーのような雰囲気ですね(タイヤのトレッドもかなりレトロなので、全般的に「コミック」の人気があった時代を強く意識しているのかも)。
バットモービルといえばタンブラー
そしてぼくにとってのバットモービルNo.1は今でも「タンブラー」。
クリストファー・ノーラン版のバットマンに登場したものですが、こちらも「橋梁工事用車両をバットモービルに改造した」という比較的リアリスティックな設定を持っています(同作では、スーツを作る過程もリアルに描かれていた)。
ただ、1989年に公開された初の映画作品としての「バットマン」に登場したバットモービルを愛する人も多く、本当にジェットエンジン搭載のレプリカを作ってしまった人もいるようです(ちゃんと曲がるのか、バックはどうするのかはわからない)。
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コミック版だとバットモービルは「現実的」
ちなみにこちらはコミック版のバットモービル一覧ですが、けっこうコンパクトなクルマが多く、中にはデ・トマソ・パンテーラのようなクルマも見えますね(羽がついたバットモービルも確認でき、これが映画版バットマンに登場した、いくつかのバットモービルのモチーフなのだと思われる)。
この画像を見るに、バットモービルがどんどん現実離れしていったのは「映画の中において」ということになるのかもしれません。
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参照:BvS_Packard, Ne0 11