| 新バットマンは「より現実世界との結び付きが強く」?
映画「バットマン」シリーズはロバート・パティンソン主演にてリブートされることが決定していますが、その監督であるマット・リーヴス氏が自身のツイッターにて撮影風景をいくつか投稿。
これらには新しいバットモービルが写り込んでいて、これまでのどのバットモービルとも異なるデザインを持っていることがわかり、より現実の車に近い雰囲気も感じられます。
強いて言うならば初代バットモービルのようなアメ車っぽい雰囲気もあり、今回の映画そのものが「原点回帰」なのかもしれません。
サイズも「普通」、現代からも想像可能な仕様に?
そして今回公開された一連の画像を見るに、車体サイズは極めて普通。
ただし車高はかなり低いことが分かります。
なお、一番上の画像を見ると、エンジンはミドシップマウントで、イグニッションを見るにV8もしくはV10の可能性が高そう(最低でも8つのイグニッションが確認できるが、その奥にもまだシリンダーが隠れているように見える)。
ちなみにエンジン下部にはジェット戦闘機のバーナーのようなものも見え、これまでのいくつかのバットモービルに装着されていた「ジェットエンジン」を意識している(もしくはジェットエンジンという設定)のかもしれません。
こちらはフロント。
ヘッドライトがグリルに格納されているあたり、1970年代のダッジを連想させますね。
前後フェンダーは大きく張り出し、リアセクションはエンジンむき出し。
これまでのバットモービルはこんな感じ
バットモービルというと、バットマンと並ぶ映画の主役だと捉える向きも多く、まずこちらは1966年のTVシリーズに登場したもの。
新しいバットモービルはこれに一番近いんじゃないかとも考えています。
そして1989年版「バットマン」に登場したのはこちら。
ジェットエンジンを搭載するロングノーズ・ショートデッキスタイルを持ち、テール部のフィンが特徴的。
こちらも相当にファンが多いモデルです。
1999年の「バットマン・フォーエヴァー(ジョエル・シューマッカー監督)」でのバットモービルはかなり過激。
よりオドロオドロしい雰囲気ですね。
「バットマン・ビギンズ(2005/クリストファー・ノーラン監督)にて登場したバットモービル が「タンブラー」。
橋梁工事用車両を改造したという設定ですが、劇中ではバットマンの装備や衣装を製造する様子が細かく描写されており、それはこのタンブラーも同様。
よって、「クルマ」とは呼び難いものの、現実的な仕様を持っています。
そしてこちらは最新となるバットモービル。
バットマンの世界観自体もこれまでに幾度となく変化していますが、それにあわせてバットモービルも大きく変わっていることが分かりますね。
VIA: Matt Reeves - Twitter