| なかなかフェラーリ488ピスタでこのカラーを選ぶ人はいない |
ロンドンのオーナーに納車されたという、ワンオフのフェラーリ488ピスタが動画にて公開。
フェラーリ488ピスタはハードコアなクルマだけに、レッドやイエローという明るくビビッドなカラーを持つ個体が多いという印象がありますが、そんな中でこの「ヴェルデ・フランチェスカ」なる淡いボディカラーはかなり珍しいと思います。
インスパイアされたのはフェラーリ250SWB
この動画を公開したユーチューバー氏によれば、”ヴェルデ・フランチェスカ”のインスパイア元は、これまたワンオフにて製造されたヴェルデ・テヴェーレのフェラーリ250SWB(ショートホイールベース)だそう。
フェラーリ250SWBの正式名称は「250ベルリネッタ・パッソ・コルト」といい、1959年から1962年にかけて製造されています。※ロングホイールベース版の250GTはパッソ・ルンゴ
エンジンは3リッターV12、出力は220〜280馬力、トランスミッションは4速マニュアル、駆動輪はもちろん後輪のみ。
ボディデザインはピニンファリーナ、製造はスカリエッティ(1960年モデルにはピニンファリーナによって製造されたモデルもある)という、典型的なフェラーリでもありますね。
ワンオフのフェラーリ488ピスタはこういった仕様を持っている
そしてこちらがこのフェラーリ250SWBの持つボディカラーを現代風に解釈した「ヴェルデ・フランチェスカ」のフェラーリ488ピスタ。
ホワイトのセンターストライプが入る、美しい仕様ですね。
ボディカラーがボディカラーだけに、これまでのどの488ピスタとも異なる印象を持っています。
インテリアはブラックのアルカンターラ。
ステアリングホイールなど各パーツはマット仕上げのカーボンファイバー。
シフトボタン周囲もボディカラー同色のヴェルデ・フランチェスカにペイントされています。
シートは「デイトナ」、そしてセンターにはボディ同様にホワイトのストライプが入り、ヘッドレストにはプランシングホースの刺繍入り。
ホイールは488ピスタにオプション設定されたカーボンファイバー製、そしてセンターキャップもカーボン、ブレーキキャリパーはブラックにペイントされています。
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VIA:TheTFJJ, Ferrari