｜ ハマーのパワーをもってすればゼロヨンは楽勝だと思っていたが ｜
さて、スズキ・ジムニーとハマーH1という異色のドラッグレースが動画にて公開。
もちろんこういった対決を行うのはCarwowしかありませんが、その結果は驚きの内容となっています。
ちなみにハマーH1のエンジンは6.5リッターV8ディーゼル、出力は197馬力、重量は3.6トン、英国での価格は100,000ポンド。
対するジムニー（海外版なのでジムニーシエラ）は1.5リッターガソリン/101馬力、重量は1060kg、英国での価格は16,000ポンド。
ハマーH1はこんなクルマ
ハマーH1は米国軍が使用する軍用車「ハンヴィー/HMMWV＝High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle（高機動多用途装輪車）」をベースにAMゼネラル社が製造して販売したもの。
もとはというとアーノルド・シュワルツネッガーの依頼によって民生用に転用された、と言われます。
なお「ハマーH2」はGMから発売されたクルマですが、ベースはシボレー・タホなので軍用とは無関係（外観をハマーH1風にしていある）。
「ハマーH3」はシボレー・コロラドがベースとなっていて、H2よりも小さなサイズを与えられることで扱いやすいクルマに仕上がっており、しかしいずれもハマーH1とはまったくメカニズム的に関連性がない、ということには留意する必要があります。
そしていざドラッグレースへ。
まさかのハマーH1でドラッグレースを走るということで、慎重な面持ちのマット・ワトソン氏（ハマーH1のコクピットがなかなかカッコいい）。
そしてジムニーのゼロヨンタイムは18.4秒。
一方のハマーはというと、踏めども踏めども加速せず、なんと27秒。
この27秒という数字はこれまでに見た記憶がありませんが、もともと舗装路での走行性能を追求したクルマではなく、装甲を強化し3.6トンという重量を持つクルマだけに、いたしかたないのかも。
こちらがその対決動画。
ほかにもジムニーはこんな対決を行っている
そしてCarwowはほかにもジムニーを過酷なテストに引っ張り出したことも。
こちらはハマーH1に対して「ジムニー＋メルセデスAMG G63」の二台で”綱引きに”挑んだ動画で、重量ベースだとハマーH1の3.6トンと、ジムニー（1.1トン）＋メルセデスAMG G63（2.5トン）との組み合わせはドッコイ。
ただしそれでもハマーの牽引能力には歯が立たず、急遽助っ人として三菱のトラックを追加し、「総勢5.5トン、合計836馬力」で挑み、それでようやくハマーH1と釣り合いが取れた模様。
ただしあまりに釣り合いが取れたというか両陣営ともまったく動けない膠着状態が続き、Cawowでは日が暮れるまでお互い引っ張り合う、というテストを行っていたようですね。
ちなみにメルセデスAMG G63に綱引きで勝つには「3台」のジムニーが必要。
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ただしこのテストを行ったマット・ワトソン氏のジムニー愛は相当なもので、実際に自分でジムニーを購入しカスタムを行う計画を持っているようです。
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｜ メルセデスAMG G63、ジープ・ラングラーなどそうそうたるオフローダーに比較して「ジムニー」を選択 ｜ https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/4 ...
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VIA:carwow