| 世界に一台しかない、ランボルギーニ・アヴェンタドールJの姿も |
さて、独ホッケンハイムにて開催されたスーパーカーイベント”Doerr Group Day”。
ここに潜入しレポートを届けてくれたのは我らがユーチューバー、Shmee150氏です。
この「Doerr Group」ですが、公式サイトを見るにドイツのエキゾチックカーディーラーを多数経営する会社のようで、マクラーレン、ランボルギーニ、ロータス、ブガッティ、マクラーレン、パガーニ、ピニンファリーナ、ダラーラ、アストンマーティン等を扱っている模様。
そんなDoerr Groupが顧客向けに開催するのがこの「Doerr Group Day」ということになり、動画を見るにとんでもない数、そしてとんでもない顔ぶれが揃っている模様。
ここでその一部を見てみたいと思います。
アヴェンタドールSVJは「もっとも希少なアヴェンタドール」
まずは「アヴェンタドールJ」。
2012年にランボルギーニがワンオフで制作したロードスターであり、フロントウインドウなし、そして代わりにボディカラー同色のヘルメットが装備されています。
内外装とも特別仕様となり、スペインの顧客に納車されたという話を聞きましたが、それがDoerr経由だったようで、今回オーナーから借りて会場へと特別に展示されることとなった模様。※このクルマは顧客の要望に応じて作ったのではなく、ランボルギーニがワンオフで作り、しかし売る予定がなかったものを、Doerrが(ランボルギーニとかけあって)その顧客に販売したらしい
発売前のスーパーカー、ハイパーカーも
そして同社は相当に販売力と交渉力があると見え、メーカーからの協力にて発売前のスーパーカー/ハイパーカーも展示。
ブランドごとに区切っての展示を行っていますが、内容を見るに「国際規格のモーターショーよりも豪華なんじゃないか」というくらい。
たとえばブガッティからはシロン・ピュールスポール。
先日、時速480km/h以上という世界最高速を記録したシロン・スーパースポーツ300+。
その隣には、これも以前にヴェイロン・グランスポーツ・ヴィテッセが世界最速オープンカー記録(408.884km/h)を樹立した際の記念として限定発売された「ヴェイロン・ヴィテッセWRC」。※WRCとは「ワールド・レコード・カー」
現時点で、この二台を並べることができるディーラーはここ以外になさそうですね。
パガーニブースにはウアイラロードスターBC、ウアイラ・ロードスター。
そのほかはウアイラ・イモラ、ソンダHPバルケッタ、ゾンダ・レボルチオンも集合しています。
マクラーレンだと765LTに・・・
P1GTR、
セナGTR、
そしてスピードテール、
さらにはSLRマクラーレン・スターリング・モス。
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そしてこちらはアストンマーティン・ヴァルハラ。
そのほかOne-77も展示されていますが、こういった「数年前に完売済み」のクルマはモーターショーではお目にかかれず、こういった「オーナーが集まるイベント」でしか拝むことができないのかもしれません。
そしてこちらはまた別のシロンとダラーラ・ストラダーレ。
その後はスーパーカー/ハイパーカーにてサーキットを走行
イベント会場が「サーキット」であるだけにそこを走行しないわけにはゆかず、動画ではホッケンハイムを走るクルマたちの画像も収録。
こちらはShmee150氏のフォードGTですが、同氏はこのクルマを比較的気に入っており、これまでにもシルバーストン、ニュルブルクリンク、ロードアトランタ、パームビーチ、モナコ等を走らせています(アメリカで納車を受け、アメリカのサーキットを走らせてから母国イギリスに運んでいる)。
ちなみに顧客のブガッティは(展示用と別に)9台が集合。
ヴェイロン・ピュール・サン(5台限定で、クロームに見える部分はアルミニウムのポリッシュ加工)、その後ろには同じカラーリングのシロン。
動画を見ると、マクラーレンの数がかなり多いようですね。
Doerr自身ではフェラーリ、ポルシェを扱っていないものの、その顧客はもちろんポルシェやフェラーリも保有しており、ポルシェ、フェラーリの姿もチラホラ(よくネット上で見かける、有名な個体もいくつか参加しているようだ)。
参照:Shmee150