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年収210万円、56歳。「あおり運転しか生きがいがない」男が抱える心の貧困とは

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| どんな形であっても他人と関わっていないと自分を実感できない心の貧しさ |

さて、プレジデント・オンラインにて「あおり運転しか生きがいがない」という56歳男性についての記事が登場。

この男性は年収210万円、56歳既婚、職業は配達ドライバー。

この5年で4度の接触事故を起こし、スピード違反にて8万円の罰金を払ったというものの「事故を起こすのはわかってないやつのせい」と反省の色が無いようです。

そして、そういった「わかってない」人々を懲らしめるために日々急接近や無理な追い越しなどあおり運転を行っているのがこの男の日常、ということですね。

なぜあおり運転を行うようになったのか

なお、この男性はC型肝炎を患い、闘病のために配達の仕事も思うようにできず、かつ多額のお金が必要になったために奥さんが働きに出るようになり、それを契機に奥さんは出世を重ねて高給取りに。

加えて息子からは「親父の給料は俺の初任給よりも少ない」とバカになれるようになってしまい、さらには同期が出世しても自分は平社員のままで、気づけば上司は皆年下ばかり。

つまりは日々コンプレックスを抱くようになったと考えられますが、ある日「女を連れた若い兄ちゃん」が運転するクルマを追い詰めたら対向車と事故を起こしてしまったといい、それ以来運転がどんどん粗暴になったといいます。

この男性が言うには「クルマのハンドルを握っている時だけが自由になれる」。

そして自由を得た男性は路上にて威圧的な行動を取るようになりますが、あおり運転を行う対象は「自分よりも弱そうな相手だけ」。

黒塗りのクルマや高級車とは距離をおくばかりか道さえも譲るそうで、この記事の人物が創作でなければ完全なクズということになりそうです。

あおり運転を行う心理とは

そしてぼくが思うのは、あおり運転を行うのは主にコンプレックスからじゃないか、ということ。

「金持ち喧嘩せず」ではないですが、心に余裕がある人、他人に対して卑屈さを感じていない人はあおろうとも思わないんじゃないか、ということですね。

かつ、コンプレックスがある人というのは、「自意識が強く」、それがゆえ人に認められないと「他人はわかっていない」と人のせいにしがち。

つまり、自分が正しく他人が間違っているという思考を持っているものと思われ、よって他人が自分の思惑と異なる行動を取ると「懲らしめてやる」という心理状態にシフトしているのだと思われます。

そして「他人が自分の思惑と違う行動を取ると腹が立つ」のは「他人に自分が思うような行動を取って欲しいと期待しているから」の裏返しだと思われ、さんざん他人に裏切られてきたのにまだ他人に期待するのか、と不思議な気も。

なぜ「どうせアイツは自分が思った通りにはやらないだろう」「むしろ逆のことをするだろう」という考え方にシフトしないのかは謎ですが(そう考えると楽になるはず)、こういった人々は、他人にいくら裏切られようとも(その裏切りも自分の勘違いである可能性が高い)、他人にすがりたい、そしてどんな形であっても他人と接点を持つことによって、自分も世の中の一員であるという”つながり”を保ちたいのかもしれません。

この男性は「自分よりも弱いものだけをターゲットにし、そういった人々に自分の力を見せつけることで」自分を優位に立たせちっぽけな自尊心を満たそうとしているわけですが、そういった人に対しては誰も敬意を払うわけもなく、自分の行動がまわりまわって自分の立場を悪くしていることに気づかないということもあおり運転をやめない理由のひとつなのでしょうね。

「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので、ぼくは「その人の性格は生来のものであって、変えることは難しい」と考えており、運転免許交付時にこういった適性についても見極めることが可能となれば、こういった人に「免許を交付しない」等の対策を講じることができ、ちょっとはあおり運転が減るのでは、とも考えています。

参照:President Online

 

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