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早速出てきた新型メルセデス・ベンツSクラスの「もしも」系レンダリング。ワゴンにクーペ、そしてAMG版

2020/09/06

| 新型メルセデス・ベンツクラスにはワゴンはもちろん、クーペとカブリオレのラインアップは「見送られる」ようだ |

さて、話題のニューモデルが発表されると間髪入れずに登場するのは「こんなバリエーションがあったなら」というもしも系レンダリング。

今回は新型Sクラスを対象に「Sクラスクーペ」「Sクラス・ステーションワゴン(エステート)」のレンダリングが公開されています。

それぞれ別のアーティストによる作品となっていますが、まずはX-Tomi Designによるメルセデス・ベンツSクラス・エステート。

現在メルセデス・ベンツはCLA、Cクラス、Eクラスにワゴンボディを設定しているものの(C/Eクラスはステーションワゴン、CLAはシューティングブレークと呼称している)、Sクラスにワゴンは設定しておらず、よってこれは完全なる「IF設定」。

ただしSクラスのみが持ちうるその余裕あるボディによって、比類ないゴージャスさを持つワゴンへと変貌を遂げているように思います。

なお、「ワゴン」「シューティングブレーク」との間に明確な定義があるわけではないと言われ、しかし一般に「ワゴン」はほかのボディ形状同様にフランス語にて馬車の形状に由来して「大型の四輪馬車で、積載製が高いもの」を指し、一方シューティングブレークは英国が起源(つまり英語)だとされ、貴族が狩猟の際に使用する、獲物や狩猟用の道具を載せることができる馬車の形状に由来する、というのが通説。

よってワゴンは荷物を積んで運ぶことを目的とし、シューティングブレークは狩猟というスポーツを楽しむための”装備”のひとつだと考えることもできそうですね(シューティングブレークの方がスポーツ性が高い)。


新型メルセデス・ベンツSクラスに「クーペ」は設定されない

従来型メルセデス・ベンツには「久しぶり」に設定されたクーペとカブリオレが話題となっていますが、これらの売れ行きはあまりよくなかったようで、メルセデス・ベンツは公式に「新型Sクラスにはクーペとカブリオレの設定はない」とコメント。

よってこのレンダリングも完全に「もしも」ということになりますが、これが実現しないのはちょっと残念でもありますね。

なお、現在高級クーペそして高級カブリオレ市場はかなり縮小してしまったと言われ、BMW 8シリーズクーペ/カブリオレにも後継モデルはない、と言われます。

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一方でポルシェは「パナメーラ・クーペ」にて高級クーペ市場へと参入するとも言われており、もしポルシェの参入によって市場が活性化すれば、また他社の動向も変わってくるかもしれませんね。

一方、こちらは登場確実な「AMG」バージョンのSクラス

そしてこちらは「もしも」ではなく「予想」レンダリング。

新型SクラスのAMGモデルの予想ということになりますが、「S53」をイメージした、とのこと。

なお、新型メルセデス・ベンツのAMG版は11月に開催される広州モーターショーにて発表されると言われ、(この際に発表されるかどうかわからないものの)700馬力を発生するS63e、800馬力を発生するS73eが登場するというウワサも。

これらについては4リッターV8エンジンにハイパワーモーターを1基プラスし、モーターは後輪の駆動をアシストする、とみられているようですね。

https://www.facebook.com/xtomidesign/posts/1005877149856445

参照:J.B.Cars, X-Tomi Design

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