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早くも新型シビック・ハッチバックの試作車が目撃!まんま「アコードの小型版」となるようだ

2020/10/02

| アコード似の姿からはどうしても「タイプR」を想像できない |

さて、つい先日にはフルモデルチェンジ版となる新型ホンダ・シビック・ハッチバックのパテント画像がネット上に出回ったばかりですが、今回は新型シビック・ハッチバックのプロトタイプが走行する姿を捉えたスパイフォトが登場しています。

なお、このプロトタイプが撮影されたのは米国コロラド州とのことで、やはり新型シビック・ハッチバックの開発拠点と製造が英国から米国に移されるというのは間違いないと思われ、となるとシビック・タイプRも米国での開発・製造になると考えて良さそうですね。

新型シビック・ハッチバックは2021年春に発表

なお、これまでの報道だと新型シビック・ハッチバックは2021年春に発表されると言われており、今回のプロトタイプを見ても「そこそこ」高い完成度を持っているようにも思えます。

よって新型シビック・ハッチバックは予定通り2021年春に発表されると考えてよく、またひとつ登場が待ち遠しいクルマが登場した、ということに。

そしてこの外観、先日リークされたパテント画像から察するに、新型シビック・ハッチバックは「アコードのコンパクト版」としてデビューすることになるのは間違いなく、そしてこのプロトタイプのフロントを見てもやっぱり「アコード風」。

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つまり新型シビックは、現行シビックの持つアグレッシブなエアインテークやウェッジシェイプを捨ててアコード風の知的なスタイルにスイッチするということになり、そうなればホンダはどうやってアコードとシビックとを住み分けるのは興味のあるところです。

そしてホンダは全般的に「刺激の少ない」スタイルへと移行するように思われ、それは新型フィット、そしてホンダeを見ても理解ができるところ。

おそらくは環境意識の高い知識層へのアピールを強めるために「ナチュラルな」デザインを採用するのだと思われますが、大きなデザイン的転換を図ることになりそうです。

どうなる次期シビック・タイプR

現行シビック・タイプRは英国で生産されるシビック・タイプRをベースに英国で開発され、そして英国スウィンドン工場で生産されていますが、このスウィンドン工場は今年いっぱいで閉鎖されることになっていて、それが冒頭で述べた「新型シビック・ハッチバックの生産と開発が米国に」ということに繋がるわけですが、ぼくがここで思うのは、「アメリカではシビック・クーペを生産しており、おそらくは次期シビックにおいてもそれは継続させることになると思われるので、次期シビック・タイプRは、”シビック・クーペをベースにしてはどうか”」ということ。

なお、シビック・クーペはこんなクルマですが、4ドアよりは軽くコンパクト、そしてボディ剛性も高いと思われ、「どうせアメリカで新型シビック・タイプRを開発するのであれば」このシビック・クーペをベースにしてほしい、ということですね。

ただ、今からこのシビック・クーペをベースにタイプRを開発したのでは、発売まで数年もかかってしまうことになり、そうなると現行シビック・タイプRの生産終了から次期シビック・タイプR生産開始まで「ブランク」が開くことになり、よって次期シビック・タイプRについては、「英国にて、ハッチバックをベースにして、ある程度開発が進んでいる」と考えるのが妥当。

実際にシビック・ハッチバックをベースにした「新型タイプR」のプロトタイプも目撃されており、この「開発中のタイプRごと」生産設備も含めて英国から米国へとシビック・ハッチバックの一切合財が移されるということになるのでしょうね。

参照:Motor1

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