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【動画】ハイパーカーはここまで進化した!AIによる設計、3Dプリンタにて製造される1250馬力のジンガー21Cがスゴかった

投稿日:2020/10/24 更新日:

| 一瞬、キワモノかと思ったが |

さて、今年3月に発表されたハイパーカー、「ジンガー21C」。

このジンガー(Czinger)はポルシェのレストアそしてカスタムで有名なジンガー(Singer)ビークル・デザインとは全く別の会社で、カリフォルニアを拠点とする新興ハイパーカーメーカー。

カリフォルニアはなにかとこういったスタートップが多く、しかし多くは計画のみでプロトタイプすら製作できない場合が多く、よってジンガー21Cが発表された時も「またかいつものパターン・・・」と思ったわけですね。

ただしジンガーは本気だった

このジンガー21Cは出力1250馬力、車体重量1250kg、つまりパワーウエイトレシオは「1」。

パワーユニットは2.88リッターV8ツインターボ(フラットプレーンクランク)に2つのエレクトリックモーター。

ガソリンエンジンはなんと11,000回転時にピークパワーを発生して後輪を駆動し、エレクトリックモーターは前輪を駆動するという4WDレイアウトを持っています。

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設計はAI、製造は3Dプリンター

なお、このジンガー21Cが画期的と言えるところは、車体の設計をAIが行い、製造は3Dプリンターによって行われるということ。

通常、クルマの開発というとエンジニアが強度等の計算を行いながら行ってゆくものと思いますが(ただし最近ではAIを取り入れるところも増えてきている)、ジンガーではこれをAIソフトに委ねている、とのこと。

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このソフトは自動車に求められる強度、耐久性、達成したいパフォーマンス、素材などを入力すると最適な設計を導き出してくれるもので、たとえばサスアームだとこんな感じで、左のように「極限まで」軽量化された構造を描き出してくれます(フュージョン360の自動車特化版のような感じ?)。

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実際に製造されたサスペンション周りがこちら。

ナックルの形状を見るに、従来の製造方法(鋳造や削り出し)や設計方法では到底作り出すことができず、AIによる設計そして3Dプリンタによる製造のみがなしうる形状なのかもしれませんね。

加えて、強度や耐久性などもソフトが計算してくれるため、検証やテストにかかわるコストも大幅に省略することができる、とのこと。

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実際の形状もはや人間が想像しうる領域を超えており、映画「オートマタ(2014、アントニオ・バンデラス主演)」にてAI装備のアンドロイドが人智を超えた別のアンドロイドを作り出した様子を思い出します。

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そしてこちらがジンガー21Cの車体。

モノコックともスペースフレームとも言えない形状を持ち、これも従来の常識では考えることができなかったデザインかも。

強いていえば、ゴードン・マレー考案の「iStream」がこれに近く、そう思うとゴードン・マレーも「鬼才」と言われるだけあって、人類の範疇を超えた発想の持ち主なのかもしれません。

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サイド、そしてフロントの形状を見ると、なんとなく「レーシングカート」みたいな感じですね。

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そして車体は金属とカーボンとの複合素材。

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その外観はもはや宇宙船

そしてそのエクステリアも完全に常識を逸脱しており、シートレイアウトは「1+1」のタンデム2座。

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こうやってみるとかなりコンパクトなクルマであるように見えますね。

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0−100km/h加速については1.9秒、0-300-0km/hは15秒、最高速は432km/h、時速250キロ時のダウンフォースは250キロ。

さらには軽量な「ライトウエイト」バージョンも存在し、そちらの重量は1,218kgにまで軽量化されたうえ、ダウンフォースは790kgにまで増強される、とのこと。

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価格は1億9000万円ほど、納車時期については未定だとされています。

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参照:Donut Media, Top Gear

 

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