スカル大好きのボク歓喜！ベル＆ロス（Bell&Ross）が新作腕時計「BR01 サイバースカル」発表！ベル＆ロスらしくない未来的なデザインに惹かれる

｜　なんだかんだ言いながらボクはベル＆ロスが大好きだ　｜

さて、なんだかんだ言いながらぼくの大好きな腕時計ブランド、ベル＆ロス。

「なんだかんだ」というのは、（ステンレスケースに加工された）ブラックコーティングが剥がれやすかったり、ラベーベルトの傷みが早い割に交換用ベルトが異常に高かったり、そもそも腕時計としての精度や品質が低かったり、リセールが悪かったりということですが、それを補うだけのデザイン性を持つのもまた事実。

なお、こういった問題のうち「品質」「精度」については近年大きく改善が見られ、ぼくは今までにベル＆ロスの腕時計を6本購入することに。

ベル＆ロスは「スカル」モチーフを好んで用いる

最近（でもないか）ベル＆ロスはブレスレット一体型ケースを持つBR05を発売していますが、今回は500本限定にて「BR01 サイバースカル（CYBER SCULL）」を発表。

なお、ベル＆ロスは2009年からスカルをモチーフにしたシリーズを展開しており、スカルを用いる理由は「死を遠ざけるモチーフとして、パイロットが好んで用いるため」。

ベル＆ロスはもともと航空機およびその計器に強くインスパイアされており、そのためパイロットの習慣を取り入れたのだと思われますが、一見すると「死」を連想させるスカルにつき、実は「死を遠ざける」意味があったのは衝撃的で、それ以降、ぼくは「スカル」モチーフの小物を愛用したりしています。

そして2018年にはさらにスカルを強調した「ラフィングスカル」を発売。

これは手巻きムーブメントを採用し、ゼンマイを巻き上げるとスカルの顎が「カタカタ」と動いて笑っているかのように見えるというギミックを持った一本です。※下の画像はBR 01 LAUGHING SKULL WHITE、1,350,000円

最新作BR01 サイバースカルはなかなかの出来だ

さらに今回、ベル＆ロスは「スカル」を新しく解釈した「BR01サイバースカル」を発売したということになりますが、これは「サイバー」の名が示すとおりにこれまでのスカルと異なって近未来的な雰囲気を持つことが特徴。

ケースはマット仕上げのブラックセラミック、そしてラバーベルトはケースとの連続性を持つデザインを採用しており、風防（サファイアクリスタル）のエッジも見たところ宝石のごとく立体的に仕上げられているようですね。

なお、ぼくは「ブルガリ・オクト（バイレトロ/クアドリレトロ）」のように、ケースと一体化したラバーストラップを持つ腕時計が大好きです。

ケースサイズは45×46.5ミリなのでけっこう大きな数字ではあるものの、ムーブメント（BR-CAL.208）は手巻きなので結構薄く見え、かつエッジが端にかけてスロープしており（オーデマピゲ・ロイヤルオーク・コンセプトのように）実物はかなりコンパクトそしてスタイリッシュに見えそう。

ムーブメントはラフィングスカルと同じなので、このサイバースカルも巻き上げ時には「髑髏が笑う」のかも。

肝心のスカルはポリゴンを思わせる「面」で構成された未来的なデザインを持っており、こちらも今までのベル＆ロスにはない意匠。

ダイヤル、そしてケースバックはスケルトンを採用します。

これまでに何本かベル＆ロスの腕時計を購入しながらも「スカル」シリーズにはあまり食指が動かなかったのも事実ですが（今までのスカルシリーズはレトロっぽかったので。ぼくはレトロな腕時計が好きではない）、このBR01 サイバースカルにはけっこう惹かれており、ベル＆ロス販売店に問い合わせてみようと思います。

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参照：Bell & Ross