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【動画】あまりに盛り上がらないル・マン・ハイパーカークラス(LMH)!ル・マン24時間レースが公式で「ハイパーカークラスとはなんぞや」を解説

投稿日:2021/01/24 更新日:

ル・マン24時間レース「ハイパーカークラス」

| やっぱり市販車が出場しないと感情移入ができない |

さて、もうさっぱり「見込み違い」に終わりそうなル・マン24時間レースのハイパーカークラス”LMH”。

今回、ル・マン24時間レースの公式Youtubeチャンネルが「ハイパーカークラスとはなんぞや」ということを動画にて公開しており、その内容を紹介したいと思います。

ル・マン・ハイパーカークラスは最高峰カテゴリ

ル・マンにはこれまで大きく分けて「プロトタイプカー」と「GTカー」というカテゴリがあり、プロトタイプカーには「LMP1」「LMP2」、GTカーには「LM GTE-Pro」と「LM GTE-Am」とが存在。

そして今年からLMP1に変わるトップカテゴリとしてハイパーカークラス、すなわちLMHが設定されます。

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ハイパーカークラス参戦の要件としては当初下記が定められていますが、これを満たすのは難しく、現在は「緩和」がなされているものと考えるのが妥当です。※従来のLMP1規定に沿ったノンハイブリッドマシンはLMHに参加できるらしい

LMH参加条件

  • ハイパーカースタイルを持つこと
  • ロードカーをベースとしていること
  • 2年以上継続生産されるクルマであること
  • 20台以上が生産されていること
  • 最低重量は1,100kg
  • 出力はトータルで750馬力
  • タイヤサプライヤーは1つ
  • ル・マン・サーキットを3:30で走れること
  • ハイブリッドシステムの出力は270馬力まで
  • ハイブリッドシステムが駆動するのは前輪
  • プロトタイプの場合は専用のガソリンエンジン搭載も可能
  • 車体と違うメーカーのエンジンは搭載不可能
  • 燃料は一種類
  • 初年度はテストの走行距離無制限
  • 自動車メーカー以外の参加は不可

ハイパーカークラスに参戦する方法は2つ

そしてこのハイパーカークラスに参戦する方法は2つ。

ひとつはこのLMH専用に自社で1から設計するか・・・。

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もしくは2023年に導入されるLMDh規定に則り、4つのコンストラクターから提供されるシャシーのうち1つを選択して参戦するという方法。

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LMDh車両については、現在のところ以下の規定が定められていますが、LMH、LMDhともに「同様のパフォーマンスを発揮するように」調整が図られているようですね。

LDMh規定

  • ダウンフォース:ドラッグ比が4:1
  • 最高出力は670馬力
  • エンジンは各マニファクチャラーが開発可能
  • ホイールベースは3,150ミリ
  • 全長5,100ミリ以下、全幅2,000ミリ以下
  • ボディは各マニファクチャラーで開発可能
  • ハイブリッドは有りでも無しでもOK
  • ハイブリッド有りの場合、モーターはボッシュ、バッテリーと制御系はウイリアムズより供給され、こちらの改造は不可

2021年の参加チームは3つ、2022年には+1、2023年には+2

そして2021年シーズンにおける参加チームは3つしかなく、トヨタ・ガズー・レーシング、バイコレス・レーシング、スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス。

ただし2022年にはプジョーも参加し、2023年にはLDMh規定を活用する形でポルシェとアウディが参戦(再びポルシェとアウディとの戦いを見ることができる)。

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ル・マン24時間レース開催側(ACO)としては、市販されているハイパーカー(ブガッティやパガーニ、ケーニグセグ、フェラーリ、ランボルギーニなど)が参加することでレースが盛り上がることを期待していたのだと思われますが、今のところでは「これまでと変わらず」市販車とはかけはなれた異形のレーシングカーばかりが走ることになりそうです。※近年のレーシングカーはあまりに市販車とかけ離れており、感情移入をしにくい

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ル・マン24時間レース公式、「ハイパーカークラス」を開設する動画はこちら

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参照:24 Heures du Mans

 

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