| ブラックのホイール、オレンジのアクセントもナイス |
さて、マクラーレンは2020年3月に765台限定にて720Sのハードコアバージョン「765LT」を発売しています。
これは「パワーアップ、軽量化」を追求したLT=ロングテールの最新モデルであり、おそらくは現時点で「最強」の部類に属するスーパーカー。
加えて相当に希少なクルマであることは間違いなく、本来はカスタムやチューニングの必要すらない一台ではあるものの、今回ホイールメーカー”ヴォッセン”が美しいラッピングやホイール交換を施した個体を公開しています。
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まさかラッピングでここまでできるとは
このマクラーレン765LT最大の特徴は「グラデーションカラーのラッピング」。
車体の前半分はブラック、そして後ろ半分はナルドグレーというカラーを持ち、ホイールはサテンブラック、ブレーキキャリパーはオレンジ。
なお、デイタイムランニングランプのレンズはグリーンっぽいイエローのフィルムが貼られているようですね。
フロントはこんな感じでブラックですが・・・。
リアはナルドグレー。
ちなみにホイールはヴォッセン(VOSSEN)製のEVO3、サイズはフロント20、リア21インチ。
カラーはなんと48色が用意され、サイズは19〜24インチまで、幅は8.5〜13インチまでが揃います。
おそらくはラッピング用フィルムをグラデーション状にプリントした後に出力していると思われますが、ラッピングでここまで美しいグラデーションが実現できるとは・・・という印象。
ちなみにシートベルトやシートに採用されるステッチはオレンジで統一されており、これもブラックそしてグレーにマッチしているようですね。
なお、このマクラーレン765LTは6月11日から20日にかけて開催されるゴールドラッシュラリーに参加する、とのこと(現在の状況を見るに、実際に開催できるかどうかはわからない)。
美しくカスタムされたマクラーレン765LTの動画はこちら
グラデーションは現在注目のカスタム
なお、こういったグラデーションは現在非常に高い注目を集めるカスタムで、ランボルギーニやマクラーレンが積極的にカスタム例を公開しています。
ランボルギーニだと、最近納車されたと報じられているシアンFKP37にグラデーションが採用。
ただしこれは「フロントからリアにかけて」のグラデーションというほど単純ではなく、パーツや部位単位でのグラデーションが採用されています。
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参照: Vossen Wheels