【動画】宿敵同士のホンダ・シビック・タイプRとVWゴルフGTIクラブスポーツがサーキットにて対決！その差はわずか0.1秒、勝ったのはどっち？

｜　勝敗に関わらず、両者がずば抜けて速いクルマであることに変わりはない　｜

さて、ホンダ・シビック・タイプRとフォルクスワーゲン・ゴルフGTIクラブスポーツとのサーキット対決動画が公開に。

これはSport Autoが公開したものですが、両者を同時に走らせたのではなく、それぞれ1台づつ、邪魔が入らない状況においてタイムアタックを行い、そのラップタイムを比較したもの。

今まで両者はニュルブルクリンクでも（前モデルにおいて）熾烈なFFトップタイム争いをくり広げていますが、ここでその勝敗の行方を見てみましょう。

VWゴルフGTIクラブスポーツ、ホンダ・シビック・タイプRのスペックはこうなっている

まずはフォルクスワーゲン・ゴルフGTIクラブスポーツについて、こちらのエンジンは2リッター4気筒ターボ、出力は300馬力、トランスミッションは7速DSG。

これはゴルフGTIのさらなるハイパフォーマンス版で、デフやサスペンション、フロントのキャンバー角変更に始まり、リアサスペンションのコントロールアームマウント、ホイールマウント、ダンパーベアリング、スプリング等に専用パーツを採用するなど、本気の改良が施されたモデル。

55馬力のパワーアップとそれに見合うエアロパッケージの変更もなされ、「ここまでやるか」と思わせるほどの内容を持っています。

0-100km/h加速は6.0秒、最高速は250km/hとアナウンスされているものの、最高速についてはリミッターによって制限されているものと思われます。

一方のシビック・タイプRに搭載されるエンジンは2リッター4気筒ターボ、出力は320馬力。

トランスミッションは6速マニュアル、車体重量は1,390kgというスペックです。

VWゴルフGTIクラブスポーツの重量はわからないものの、ともに2リッター直4ターボを登載し300馬力級の出力を発生するということ、FFレイアウトを採用するなど、なにかと共通点の多い両者。

ただし大きな違いは「DSGかマニュアルか」ということになりますね。

実際に走ってみたらこうなった

そこで両者を競わせてみた結果ですが、ホッケンハイムGPコースを走った結果だとフォルクスワーゲン・ゴルフGTIクラブスポーツが2分2秒7、ホンダ・シビック・タイプRが2分2秒8。

結果としてはVWゴルフGTIクラブスポーツの勝ちということにはなるものの、ゴルフGTIクラブスポーツの対抗ならばシビック・タイプRリミテッド・エディションを当てるのが妥当だとも考えていて、この勝負は「シビック・タイプRの勝ち」なんじゃないかと考えています。

参考までに、これらに近いタイムだと、BMW M340i xDriveツーリング（2分2秒7）、メルセデスAMG C43（2分3秒1）、アウディTTS（2分3秒4）、トヨタGRヤリス（2分3秒8）、トヨタGRスープラ（2.0/2分3秒8）。

これらを見るに、今回のゴルフGTIクラブスポーツ、シビック・タイプRのタイムが「FFなのに」いかに速いかがわかりますね。

VWゴルフGTIクラブスポーツとホンダ・シビック・タイプRとがサーキットにて対決する動画はこちら

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参照: Sport Auto