| すでにGRヤリスは「伝説」となる資格を備えているといっていい |
さて、とにかく欧州では大きな盛り上がりを見せているGRヤリス。
各メディアとも「新旧WRCホモロゲーション用モデル」「チューンドVSノーマルのGRヤリス」等様々な対決企画を実施していますが、そのパフォーマンスの高さゆえ、クラスを超えたモデルとの対決企画も多数実施されている模様。
そして今回、「ハイパフォーマンスな4WDホットハッチ」の代名詞とも言える、フォルクスワーゲン・ゴルフRとの対決が実現することとなっています。
両者のスペックはこうなっている
フォルクスワーゲン・ゴルフRは「ベスト・オーバーオール・パッケージ」といった伝統を受け継いでおり、搭載されるのは2リッター4気筒ターボ(315馬力)、トランスミッションは7速DSG、そして駆動輪はもちろん4WD。
対するGRヤリスは1.6リッター3気筒ターボを罪273馬力を発生しますが、今回のテストに使用された個体はリッチフィールド製のECUを装着することで300馬力を発生。
トランスミッションは6速MT、そして駆動輪は当然4輪です。
加えてこのGRヤリスはコルビュー製のバケットシートを装着しており、これによってヒップポイントが40ミリ下がっている他、ナイトロン製の車高調整式サスペンションも装着しているようですね。
フォルクスワーゲン・ゴルフR、GRヤリスを峠道でテストする動画はこちら
そしてピストンヘッドではフォルクスワーゲン・ゴルフ、トヨタGRヤリスを峠道にてテストしていますが、やはり「WRCホモロゲーション用として設計されたクルマ」の実力たるやハンパなく、テスターを魅了することとなった模様。
こういった動画を見ると、「GRヤリスを購入して改造したくなったりします。
GRヤリス、ヤリスGRMNを競わせる企画も登場
そしてこちらはGRヤリス、そしてヤリスGRMNとのドラッグレース。
ヤリスGRMN(日本ではヴィッツGRMN)は2017年9月に発売されたホットハッチですが、搭載されるエンジンはロータスによってチョーンされた1.8リッタースーパーチャージャー。
出力は212馬力、1−100km/h加速6.3秒、最高速度230km/hというスペックを誇ります。
トランスミッションは6速MT、駆動輪はFFという構成を持ちますが、GRヤリスと異なるのは、「GRブランドの頂点」であるGRMNから発売されているものの、競技用のホモロゲーションモデルではないということですね。
つまり、ヤリスGRMNは「通常のヤリスをチューンしたものであるが、GRヤリスは設計段階から競技志向」という差があると考えてよいかと思います。
-
ヤリス(ヴィッツ)GRMNの試乗が始まったようだ。フル加速動画も公開に
| 日本では4/9~5/13の間に商談申し込み受付 | トヨタ・ヤリスGRMNの試乗動画が公開に。 日本では「ヴィッツ」として知られますが、前後のデザインがやや異なるようですね。※Vitz GRMNの ...
続きを見る
GRヤリス、ヤリスGRMNの加速競争を行ってみた動画はこちら
そしてこちらがGRヤリス、ヤリスGRMNの加速競争を実施してみた動画。
当日はウェットということでGRヤリスのほうが有利にスタートを切るものの、いざ加速し始めるとヤリスGRMNもなかなかどうして優れた加速を見せるようですね。
参照:PistonHeads, carwow