| それにしても、ランクル300「GRスポーツ」のTOYOTAグリルは予想外だった |
おおよそはどの展示イベントでも絶賛の嵐が吹き荒れているようだ
さて、中東にて先行発表された新型トヨタ・ランドクルーザー(LC300)ですが、やはり中東をメインに展示ベントが行われており、次々と実車レビューが登場しています。
色々な動画を見ていると、これまでトヨタが培ったランドクルーザーの機能や使い勝手の良さはそのままに、各部を現代風に変更してきたとい印象を受け、文字通りの「正常進化」というイメージです。
ここでその内容の一部を見てみましょう。
フロントの「見た目」はけっこう変わっている
様々な動画を見ていて思うのが「フロントが思いのほか変わっている」ということ。
静止画よりも動画のほうが「どう変わったか」を把握しやすく、簡単に言うと「何もかも直線的に、そしてひとつひとつのパーツが大きくなった」という感じ。
ヘッドライト内部のLEDデイタイムランニングライト、ウインカー(シーケンシャル点灯)、グリルには大胆なデザインが採用され、先日トヨタが公開した新型タンドラにも見たテイストを持っているようですね。
なお、フロントバンパーサイドのエアインテークは「貫通していない」仕様ですが、グレードによっては「一部だけ貫通している」模様。
ボンネットの中央は大きく窪んでおり、これはなかなかに斬新なデザインだと思います。
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ちなみにこちらは新型ランドクルーザー「GRスポーツ」。
ヘッドライト内部のデイタイムランニングランプとつながる(フロントグリル内の)ルーバーを持っており、ほかグレードとはかなり異なるイメージを持っています。
そして驚くべきはグリル中央に「TOYOTA」ロゴがあること。
トヨタはスポーツブランドとして「GR」を推進しており、GRブランドについてはTOYOTA色を抑えているようにも思えたのですが、ここでまさかの「TOYOTA推し」。
もちろんこれは70系ランクルを意識したのだと思われ、しかしGRスポーツにこれを採用してきた、というのはかなりな違和感をおぼえる部分です。
そしてフロントに比較すると、従来型ランクルのイメージを強く残しているのがリアセクション。
ただしリアゲートは「1枚モノ」となっており、これまでの「上下分割」とは大きく異なります。
サイドウインカーはドアミラー内臓(こちらはシーケンシャル点灯ではない)。
ブレーキキャリパーは「対向式」に見えますね。
エンジンルーム内にはかなり余裕があり、これは「将来V8を積むんじゃないか」と予感させるところです。
新型ランドクルーザーのインテリアはこうなっている
そしてこちらは新型ランドクルーザーのインテリア。
レイアウトなどは大きく変わっていないように見えますが、エクステリア同様、よりシャープに、より現代的に、そしてスイッチ類は操作しやすいよう大型化しているようにも思えます。
メーターはアナログ(左右)と7インチ液晶ディスプレイ(中央)との組み合わせ。
起動時には専用デザインのアニメーションが表示されます。
ダッシュボードには大型タッチ式インフォテイメントディスプレイ。
車両の機能操作もここで行うようですね。
リアシートは電動可倒式。
キーはこれまでと大きな相違はなく、しかしホーンボタンがなぜか「ラバーパッド」に変更されています。
裏面はこう。