| フェラーリ488ピスタの相場を考慮するに、修理することを念頭に入れても2700万円は高くない |
この程度の損傷であれば、機能を回復させるのも難しくは無いだろう
さて、左リアを大きく破損したフェラーリ488ピスタがオークションに登場し、一時は約2700万円の値をつけて話題に(現在はなんらかの理由で最高入札価格が下がっている)。
このフェラーリ488ピスタはニューヨークのCopart(事故車販売業者)を通じオンラインオークションにかけられていますが、推定小売価格は492,025ドルとあり、これは米国で販売されていた新車価格の330,000ドルよりもかなり高い額なので、その分「オプション」が装着されているのだと思われます。
この状態でも走行は可能
なお、Copartの情報によると、この状態でも「走行は可能」。
たしかにフロントや・・・。
右サイド・・・。
右のリアは全く問題なさそう。
内装にも問題はなく(エアバッグも開いてない)・・・。
電装系も問題ナシ。
エンジンにも損傷が見られない状態です。
ただし左リアは大きく破損
しかしながら左リアは大きく破損していて、バンパー、テールゲート、ディフューザーの半分が消失し、ドアパネル、フロントフェンダー、ドアミラー、左側の前後ホイールにも破損があるようですね。
ただ、左リアにはラジエターやオイルクーラーなどの重要部品はないはずで、左リアタイヤの前も大きく損傷していないため、外装パーツの交換とサスアームの調整、タイヤ/ホイールの交換にアライメント調整程度で元の状態を回復できるかもしれません。
オークション終了時にどれくらいまで価格が上がるかはわかりませんが、この損傷度合い、そして現在の488ピスタの相場を考慮するに、「3000万円で」落札し、修理したとしても十分ワリに合う、と考えています。
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参照:Copart