| ボクはスーパーカーの運転にサングラスが必須だと考えている |
ボクはサングラスのレンズを入れ替えることがけっこう多い
さて、トムフォードのメガネ(アイウェア)のレンズを入れ替えることに。
ぼくはときどきGILTに登場するトムフォードのセール品を仕込んでおき、思い立ったときにレンズを入れ替えるようにしていますが、今回もそういった「レンズ入れ替え」を行ったわけですね。
ちなみに購入した状態ではこういったクリアレンズが入っていて、これはダミーというか「入れているだけ」のレンズであり透明度があまり高くなく、このまま「ダテ」眼鏡としても使うのも難しい状態です。
使用するレンズはTALEX
なお、ぼくはレンズを入れ替える際にタレックス(TALEX)を選ぶことが多く、その理由は経験上「レンズの精度が高くもっとも視界がクリアだから」「偏光がしっかりしていて反射が抑えられるから(ぼくは明るいカラーの内装を持つクルマを選ぶことが多いので)。
タレックスは世界で唯一の偏光レンズ専門メーカーであり、製品としてのサングラス販売にて利益を得るのではなく「レンズの製造にて会社が成り立っている(自社一貫製造)」ということからもその品質を推し量ることができますね。
さらにタレックスの偏光レンズは、レンズ表面に偏光性を持たせたコーティングを施すのではなく、自社独自の偏光フィルター(薄さ0.03ミリ)をレンズとレンズとの間に挟みこむという独自の構造を持つことも特徴です。
多くのサングラスは、着用することでなんらかの雑味が増して視界の鮮明さが失われますが、タレックスの場合は着用することで「裸眼よりもよく見える」と感じられ、これもまたタレックスを選ぶ理由の一つです(会社売却前のオークリーもこれに近かった)。
選んだレンズは「PPL75」
そして今回選んだのがハードマルチコートが施された「PPL75」。
これは極限まで歪みを抑えたプラスチックレンズという位置づけで、度が入っていないサングラス用レンズとしてはもっともポピュラーな選択肢かと思います。
TALEXにはほかに「GPL66」「CACCHU」「PPL08」というラインナップがありますが、GPL66がガラス製でよりクリアではあるものの、重量が重く、万一割れた時には危険ということで「運転用には不向き」と判断。
CACCHUは強度が非常に高いレンズですが、ここまでのスペックは不要と判断して見送り。
PPL08は度付きサングラス用なので、こちらは今回検討の対象外です。
選んだカラーは「ラスターブラウン」
なお、最終的に選んだレンズカラーは「ラスターブラウン」。
もともと運転中に使用することが前提なので、運転に最も適したレンズを選んだということになりますが、「明るく見えて、反射が抑えられ、白線や信号がしっかり見え、トンネルの中でも色調の変化が少なく、凹凸もしっかり見える」という条件にて、まずは「トゥルービュー」「ラスターブラウン」「ピースブラウン」「ラスターオレンジ」をピックアップ。
これらをひとつひとつ試してみて、さらにフレームの色(ブラウンマーブル)とマッチし、自分の顔とマッチするカラーということでラスターブラウンを選んでいます。
ちなみにレンズとフレームのカラーがほぼ同じに見え、全体的な統一感も向上してGOOD。
なお、店内にはレンズのサンプルに加えて「反射がどの程度抑えられるか」という(オークリーのものですが)偏光度合いを体感できるサンプルがあり、それを使用した「ピースブラウン」はこちら。
四角い画像の上下がはっきり分かれて見えますが、下半分が白く飛んでいて、これはつまり反射によって白飛びしているという現象を表します。
ラスターブラウンだとこう。
上下がほぼ同じように見えていて、ピースブラウンに比較すると、下半分の白い部分もちゃんとコントラストを確認できるということになりますね。
こちらはトゥルービュー。
反射をしっかり抑えることができているものの、やや暗め(レンズカラーがグレーなので)。
しかしながらレンズ越しの映像、その奥の対象とで色味が全く変わっていないこともわかります(その名の通り、見たまんまの色味が再現される)。
参考までにレンズカラーは18色あり、このうち12色のみにはミラーコートを施すことが可能です(コダック、レイバンのレンズもあるが、見えやすさでいうとタレックスが一番だと思う)。
価格はレンズ二枚で12,100円、そしてこの販売店のアプリを入れて登録すると加工料の2,100円が無料となります。
なお、基本的にレンズは取り寄せとなるので完成までにはだいたい1〜2週間かかるようですね。
なぜ運転中にサングラスを?
なぜぼくがサングラスにこだわるのかということですが、その理由は「スーパーカーに乗っていると、運転中によく(周囲の人から)見られるから」。
経験上ではありますが、高級車やスポーツカーに乗っていると「チラチラと」見られることがあるものの、スーパーカーに乗っていると「じろじろと」見られることが多く、その場合に(こちらを見ている人と)視線が合ったりするわけです。
そして、クルマを駐車して降りるときにも周囲から見られることが多く(ぼくだって他のスーパーカーのオーナーがどんな人なのかは気になって見てしまう)、やはり他人の視線を避けるためにサングラスを使用することが多くなっています。
以前にはこんなTALEXのサングラス用レンズを作ったことも
参考までにこちらは以前にタレックスのレンズに入れ替えたサングラス。
やはり運転することを前提にしているので白線や道路の凹凸が見えやすいラスターブラウンを選択し、その上に(視線を気取られないように)ブルーのミラーコートを別途かけてあります。
大阪だと生野区に直営店があるほか、E~maのB1F、ルクア大阪の7Fに取扱店があり、様々な相談に乗ってくれます。
今回レンズを入れ替えたトム フォードのサングラスを紹介する動画はこちら
参照:TALEX