| パっと見の印象は新旧CX-5で変化はなさそうだが、ヘッドライトやテールランプを光らせるとイメージが大きく変わりそうだ |
画像流出は韓国経由、中国から?
さて、2021年12月には日本国内で、そしてその他の地域では2022年にマイナーチェンジ(フェイスリフト)が行われると思われるマツダCX-5。
今回は珍しく韓国から情報がリークされており、そのマイナーチェンジ後の画像が出回っていますが、2016年の登場から5年を経過しての「ミッドサイクルリフレッシュ」ということになりそうです。
となると、フルモデルチェンジは当初ウワサされていた「2023年」ではなくもうちょっと先送りされることになり、しかしCX-5とは別に「ラージ商品群」第一弾としてCX-50が別に投入されることになるのかもしれません(CX-50はCX-5のモデルチェンジ版ではなく併売される形に)。
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新型マツダCX-5はこう変わる
そして画像を見ると、新型CX-5は従来型に比べて大きな変更はないように思われ、フロントだとバンパー形状とヘッドライトの内部構造が変わるくらい。
フロントバンパーだと、ロワー(下側)グリルの左右の広がりがなくなってシンプルに、そしてリップの形状が3次元的に変化し、中央が「ロックガード」っぽく上に向かって巻き上げられることに。
なお、この「バンパーがシンプル」というのは最近のマツダの傾向のひとつでもあり、MX-30にも通じる要素だと言えそうです。
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加えてヘッドライトの内部構造が変更され、デイタイムランニングランプの発光グラフィックが変わったほか、透過する部分の素材が「スリガラスっぽい」テクスチャへと変更されているので、実際に発行したときの表情は(これまでの直接的な光に比較して)大きく変わるのかもしれません。
そのほか、メインのフロントグリル形状はこれまでと変わらないように見えるものの、その下側のフレーム形状に変更があり、下部分と横部分との「幅(厚み)」が変更されて強弱がつけられ、ヘッドライトとの関係性にも変化がもたらされているようです。
ちなみにこちらは現行CX-5ですが、これと比較すると、ボンネットやフロントフェンダー、ドアパネルやドアノブ、ドアミラー、ホイールアーチなどにアップグレードはないように見え、全体をよくよく注意して観察しないと、新旧の判別がつかないかもしれませんね。
新型CX-5ではリアの変更も「小幅」にとどまる
そしてこちらは新型CX-5のリア。
フロント同様に変更範囲は大きくなく、まず気づくのはテールランプが変更されていることで、外形は変わらずともやはり発光グラフィックが改められ、これまでの円形から「四角」に近づいているようにも。
発光形状に限っていうと、BMWやフォルクスワーゲンのそれに近くなっているように思われ、なぜここで「円形(サークル)を捨てるのかは不明です(他自動車メーカーとの差異があって良かったと思う)。
こちらはバージョン違い(ルーフレールの有無が違う)。
テールランプのほかに新しくなっているのは「リアスカート」で、やや下の方へと変調されつつもボディラインとの一体感が増し、車体の厚みや塊感が感じられるデザインとなったように思います。
加えてリフレクターも小型化されており、全体的に上品な印象になったとも言えそうです。
装着されるエンブレムは「漢字」なので、画像の流出元は中国なのかもしれません。
ちなみにこちらは現行CX-5。
並べて比較しないと新旧の差異がわからないほどですね。
参照:Autospy