【動画】やっぱりランボルギーニ・ムルシエラゴは真のスーパーカー！走行9.6万キロを数えるもアウトバーンでは余裕で315km/hを叩き出す

｜　動画を見ている範囲では意外と車内は快適、そして安定しているっぽい　｜

事情が許せば公称最高速である330km/hも問題なさそう

さて、自動車専門のテスト＆撮影会社、AutoTopがランボルギーニ・ムルシエラゴの最高速をアウトバーンにて試す動画を公開。

ムルシエラゴはディアブロの後継として2001年に発売されたスーパーカーで、搭載されるエンジンは6.2リッターV12、出力は580HP、駆動方式は4WD、トランスミッションは6速マニュアルもしくはセミAT（このテスト車両はセミAT）。

ランボルギーニの歴史的に重要なのは、このムルシエラゴは「ランボルギーニがアウディ傘下に入ってから発売されたクルマ」ということ。

しかしながら実際の開発はアウディに買収される前から進められていたので、「それまでのランボルギーニ」色を色濃く残したクルマとなっています。

実際にアウトバーンをムルシエラゴで走ってみた

そして動画では実際にムルシエラゴをアウトバーンにて走らせていますが、まずは停車状態から。

ちなみにドアが「（ディアブロに比べ）より上に開くようになった」ため、乗降性が良くなっている、と言われます。

そしてテスターがエンジン始動（けっこう静か）。

そこから市街地を抜けてアウトバーンへ。

1速でもけっこう高回転まで回していますが、かつてのランボルギーニのセミAT（Eギア）はけっこう回さないとシフトアップできず、以前に乗っていたガヤルドも「最低でも3000回転くらい」回さないとシフトアップできなかったように記憶しています（そう考えると、今のウラカンはかなり低い回転数からシフトアップできるようになった）。

そこからアウトバーンに乗って怒涛の加速。

AutoTopは「エコやグリーンには一切興味はない」と言い放っていますが、その言にたがわず素晴らしい踏みっぷり。

3速レッドゾーン手前にて、すでに時速220キロほど出てますね。

5速レッドゾーン手前だと時速315キロくらい。

当然ながらこのドライバーは非常に優秀で、ぴったりレッドゾーン手前でパシっとシフトチェンジしてゆきます。

なお、Eギアは「マニュアル・トランスミッションのクラッチを自動化したもの」であり、そこが「オートマチック・トランスミッション」とは根本的に異なります。

（自動変速も可能ですが）基本的にはパドルにてシフトチェンジを行うことになり、パドルを操作しシフトアップ/ダウンすると、車両側が自動でクラッチ操作を代行してくれ変速が可能になるというイメージですね。

ちなみに以前に乗っていたガヤルドLP560-4（Eギア）ではずっと手動変速で走っていましたが、現在乗っているウラカンEVO RWD（LDF）ではほとんどを自動変速で走っています（ガヤルドでは手動変速のほうがうまくクルマを走らせることができたが、ウラカンだと自動変速のほうがきれいに走れる）。

JUN

この動画を見ていると、ガヤルドに乗っていた頃を思い出すな・・・。

そして6速トップギアでは時速315キロくらい。

ただしあと1000回転ほど余裕があるので、ランボルギーニ公称値の時速330km/hにも到達できるかもしれません（動画では、交通状況を鑑み、安全のためここまでしかスピードを出せていない）。

なお、このムルシエラゴの走行距離はなんと9万6217キロを数えており、スーパーカーにしてはかなり走っている個体。

オーナーさんは日常的にムルシエラゴを運転していると考えられ、かつコンディションを維持するためにしっかりメンテナンスを行っているのでしょうね。

アウトバーンにてランボルギーニ・ムルシエラゴが最高速を試す動画はこちら

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参照：AutoTopNL