| ポルシェ718ケイマンGT4 RSのオプションには「クルーズコントロール」「ベビーシート」もある |
もちろんハードコアな「ヴァイザッハパッケージ」も
さて、ポルシェジャパンが718ケイマンGT4RSのカーコンフィギュレーターを公開。
今回は本国での発表からほとんどタイムラグなく公開されており、おそらく今後、ポルシェのニューモデルについては、特段の理由や意図がないかぎり「世界ほぼ同時公開」となりそうですね。
なお、新型ポルシェ718ケイマンGT4RSの車両本体価格は1843万円ですが、「フルオプション」にすると32,358,995円にまで価格が跳ね上がってしまい、改めてポルシェのオプションの高さを思い知らされます(ポルシェの顧客は平均して車両本体価格の30%に相当するオプションを装着するという。ぼくもその例にもれない)。
ポルシェ718ケイマンGT4 RSにはこんなボディカラーが用意されている
そこでポルシェ718ケイマンGT4 RSに用意されるオプションを見てみたいと思いますが、まずはボディカラー。
スタンダードカラー(0円)としてはブラック、ホワイト、ガーズレッド、シグナルイエローが用意されており、これは近年のポルシェのスポーツモデルにおける「定番」。
メタリックカラー(535,000円)としてはキャララホワイトメタリック、GTシルバーメタリック、ゲンチアンブルーメタリック。
そしてスペシャルカラー(535,000円)としてはアークティックグレー(おそらくはカイエンGT発表時の新色)、そして911GT3発表とともに登場したシャークブルー。※ポルシェは新型車発表に際し、新色を用意する傾向にある
-
ポルシェ911GT3 RSのリザードグリーンはこうやって開発された!「ニューモデルのボディカラーは先代モデルと似たものであってはならない」
| ポルシェはボディカラーに特段のこだわりがあるようだ | https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/49908590947/in/dateposted ...
続きを見る
さらにはカスタムカラー(1,664,000円)、そしてカスタムカラーの中でも「自分だけの独自カラーに調合」するとなるとさらに1,664,000円が必要となります。
そのほかエクステリア系だと「ウィンドウ トライアングル トリム カーボン(79,000円)」、「ドアリリースレバー ブラック塗装(ハイグロス / 20,000円)」、「サイドドア モデルロゴなし(0円)」、「モデル名ロゴなし(0円)」、「PORSCHEロゴ、ハイグロス シルバー カラー(0円)」も。
LEDヘッドライト、ポルシェ ダイナミック ライト システム プラス(PDLS Plus)は311,000円です。
ポルシェ718ケイマンGT4 RSにはこんなホイール/ブレーキが用意されている
718ケイマンGT4RSに用意されるホイールは2種類で、両方とも20インチ、そして「718ケイマンGT4RS鍛造アルミホイール(0円)」と「718ケイマンGT4RS鍛造マグネシウムホイール(2,475,000円)」。
カラーはシルバー(0円)、サテンブラック(92,000円)、インディゴブルー(92,000円)、ゴールド(92,000円)に・・・。
サテンブラック+イエローリム(191,000円)という選択肢も存在します。
なお、ブレーキシステムにはカーボンセラミックブレーキ(PCCB)が1,317,000円で用意され、この場合はブレーキキャリパーがイエローに。
このほか、ブレーキキャリパーにはブラックペイント(137,000円)も選択可能です。
ポルシェ718ケイマンGT4RSにはこんなインテリアカラー / オプションが用意されている
そしてこちらは新型718ケイマンGT4 RSのインテリア。
標準だと「レザーおよびRace-Texアイテムを含むインテリア、ブラック アークティックグレー(0円)」ですが、オプションでは「レザーインテリア、レザーおよびRace-Tex素材を含む、ブラック/ アークティック グレーもしくはディープシーブルー(293,000円)」が用意されています。※レザーの採用範囲が拡大
シートは「アダプティブ スポーツシート プラス(18way電動調節 / 0円)」に・・・・。
「フルバケットシート(0円)」のほか・・・。
ポルシェが新しく導入した「3Dプリント フルバケットシート(硬さをソフト、ミディアム、ハードから選べる。421,000円)」も。※見た目はフルバケットシートと変わらないように思える
-
ポルシェが3DプリントされたバケットシートをOP設定!価格は35万円、従来製品より軽量で柔軟、「将来的にはドライバーの体型にあわせたオーダーメイドも提供」
| ますはポルシェ911、ボクスター、ケイマンにて提供を開始し、のちには他車種にも対応 | さらにはカーコンフィギュレーターでの選択や、幅広いカラーのチョイスも可能に さて、ポルシェは昨年「3Dプリ ...
続きを見る
さらにインテリア関連だと、「右ハンドル(0円)」、「助手席6ポイントシートベルト(60,000円)」、「ステアリングホイールとギアセレクター スムーズレザー仕上げ(0円)」、「シートヒーター(70,000円)」、「スモーカーパッケージ(9000円)」、「フロアマット(18,000円)」、「ペイントキー(58,000円)」、カラーシートベルト(46,000円)」、「カラーメーター(82,000円)」、「カラードアループ(26,000円)といったものも(組み合わせ不可なものもある)。
加えてロールケージのカラーも(ヴァイザッハパッケージでロールケージありを選んだ場合のみ)追加で「サテン アークティックブルー」「ディープシーブルー」の二色を選べます(61,000円)。
そのほかはポルシェではおなじみのステアリング コラム レザー仕上げ(55,000円)、エアコン コントロールパネル レザー仕上げ(84,000円)、レザー仕上げヒューズ ボックス カバー(41,000円)、レザーエッジング付きカスタムフロアマット(75,000円)、車両書類フォルダー レザー製(60,000円)といったものも。
なお、ポルシェは最近「アルカンターラ調の」質感を持つ新素材「レーステックス(Race-Tex)」の採用を拡大していますが、これについてもダッシュボードトリム パッケージ、レザー/ Race-Tex(174,000円)、ドアトリム パッケージ、レザー/ Race-Tex(75,000円)、Race-Texサンバイザー(69,000円)、Race-Tex仕上げコンパートメントリッドにPORSCHEロゴ(38,000円)といったラインナップが見られます。
もちろんおなじみの「カーボン」といった選択肢も豊富に用意され、「カーボン ドア シルガード、イルミネーション付き(70,000円)」、「カーボンフロアマット、レザーエッジ仕上げ(103,000円)」、車両書類フォルダー マット カーボン製(112,000円)も。
ポルシェ718ケイマンGT4 RSの機能系オプションにはこんなものがある
そして重要なのが「機能系オプション」。
ポルシェ718ケイマンGT4 RSを購入するならばぜひ装着したいのが「ヴァイザッハパッケージ(2,632,000円)」で、これはポルシェによると下記の通り説明がなされています。
エクステリア
カーボンウィーブ仕上げ:フロントリッド、運転席と助手席の窓の後ろにあるエアブレード付きプロセスエアインテーク、運転席と助手席のドアの後ろにあるクーリングエアインテークトリム、エクステリアミラーアッパートリム。カーボンウィーブ仕上げのリアウィング、リアウィンドウ上部の大きな「PORSCHE」文字、935ルックのチタン製テールパイプトリムインテリア
チタン製リアロールケージ(チタン色)、カーボンウィーブ仕上げの「GT4 RS」文字入りエアダクトおよびエアボックスカバー(シルバー)、レーステックス製ダッシュボード上部、「Weissach Package」ロゴ入りベゼルカップホルダーバッジ、「Weissach Package」ロゴ入り刺繍入りヘッドレスト、ブラックの運転席および助手席用6点式シートベルト。
なお、チタン製ロールケージなしのヴァイザッハパッケージも用意されていて(2,097,000円)、こちらはクラブスポーツパッケージ(スチール製ロースケージ、キルスイッチ、消化器が含まれる)と組み合わせることが可能となっていますが、こういったややこしい設定となっているのは、「チタン製ロールケージはFIA-GTやDMSBの認定を受けていない」ためにレースに出ない人向け、そしてレースに出るならばチタン製ロールケージなしを選択し、さらにクラブスポーツパッケージを選ぶべしということなのだと思われます。
そのほかは「クロノ パッケージ、ラップトリガー プレパレーション(46,000円)、といったところが揃います。
ポルシェ718ケイマンGT4 RSの快適系オプションにはこんなものがある
ポルシェ718ケイマンGT4 RSは快適性を追求したクルマではありませんが、諸事情によって「日常的に乗る」人も多いと思われ、そういった人向けに用意されているのが快適系オプション。
「フロント アクスル リフト システム(432,000円)」、「助手席ラゲッジネット(0円)」、「助手席ISO FIX(30,000円)」、「BOSEサラウンドサウンドシステム(197,000円)」、「オールウェザーフロアマット(15,500円)」、「レザーラゲッジセット(1,093,400円)」、「ラゲッジコンパートメントボックス(折りたたみ式 / 6,985円)」、「インドアカーカバー(55,880円)」、「USBスマートフォン充電ケーブル(6,105円)」、「クルーズコントロール(54,000円)」、各種ベビーシートといったものも。
そのほかはアンビエント照明「ライトデザインパッケージ(50,000円)」も設定されています。
ぼく選ぶならこの仕様
なお、ぼくが718ケイマンGT4 RSを選ぶならボディカラーは迷わずアークティックグレー、そしてホイールはマグネシウム製ブラック、ブレーキはPCCB、そしてヴァイザッハパッケージつき。
インテリアは「ブラック / グレーにイエローのシートベルトやプルタブ、そしてメーター類はホワイト(イエローを選びたいところだが、イエローのメーターは選択できないようだ)。