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マツダ・ロードスター改良モデル発表!新グレードに新色追加、足回りには「キネマティック・ポスチャー・コントロール」を追加しながらも「1gたりとも車重は増えてない」

マツダ・ロードスター改良モデル発表!新グレードに新色追加、足回りには「キネマティック・ポスチャー・コントロール」を追加しながらも「1gたりとも車重は増えてない」

| 今回の改良では「大人っぽい上質さ」を重視しているようだ |

新型マツダ・ロードスターはさらに高い走りの質を手に入れる

さて、マツダが「ロードスター」「ロードスターRF」の改良版を発表し、1月中旬から発売する、とアナウンス。

今回の改良にあたっては、4代目ロードスターのコンセプトである「人生を楽しもうー“Joy of the Moment, Joy of Life”(ジョイオブザモメント、ジョイオブライフ)」をさらに深めることを目指したといい、ベースモデルの改良に加えて”ユーザーの価値観やライフスタイルに合わせた”2つの特別仕様車、そして新グレードを1つ追加することとなっています。

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新型マツダ・ロードスターはこう変わった

そこで新型マツダ・ロードスター / ロードスターRFの変更点ですが、大きく分けると「走りのブラッシュアップ」と「新色の追加」。

まずは「走り」のほうですが、「キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)」の全車導入によって磨きがかけられており、これはマツダいわく「日常域でスムーズに動くロードスターのサスペンション構造を活かしながら、ハイスピードのコーナリングにおいても一体感を増加させ、より安定した旋回姿勢を実現する新技術」。

その内容については下記のとおりに説明がなされています。

ロードスターのリアサスペンションは、ブレーキをかけることで車体を引き下げる「アンチリフト力」が発生する構造になっています。KPCでは、このサスペンションの特性を最大限に活かし、Gが強めにかかるようなコーナリングの際にリアの内輪側をわずかに制動することで、ロールを軽減しながら車体を引き下げて旋回姿勢をより安定させます。KPCによる重量増加は1グラムもありません。

KPCは、後輪の左右の速度差から旋回状態をリアルタイムに検知し、これに応じてリニアに作動を強めて、自然な姿勢安定化の効果を発揮します。つまり、日常域ではこれまでと変わらない、ロードスターらしいリラックスした軽快な挙動を保ちつつ、ハードな走行になればなるほど、KPCによって車体の浮き上がりが軽減され、クルマが地面に吸い付くように安定しやすくなります。これによって接地感が高まり、これまでよりも幅広いドライビングシーンにおいて、ロードスター本来のポテンシャルを最大限に活かした「人馬一体」の走りを体感することができます。

そしてもう一つの変更点、「ボディカラー」については、上質さとエレガンスを表現したプラチナクオーツメタリックを導入しており、今までのロードスターにはない「大人の雰囲気」を演出している、とのこと。

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マツダ・ロードスター「990S」

そして2つ投入されるうちの特別仕様車のひとつが「ロードスター990S」。

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車体重量990kgにとどまる最軽量グレード「S」のバネ下重量をさらに軽減し、シャシーとエンジンにも専用のセッティングが与えられている、とのこと。

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主な装備としては「RAYS製アルミホイール(ZE40 RS)採用によって1本あたり800g軽量化」「ブレンボ製ブレーキディスクと対向4ピストンキャリパーを装備」「ダークブルー幌」「リアブレーキの大径化(キャリパーはブラック)」「ダンパー、コイルスプリング、電動パワーステアリング、エンジン制御が990S専用に」「専用エアコンルーバーベゼル(ブルー/ピアノブラック)採用」が紹介されており、価格は6速MTで2,893,000円に設定されています。

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マツダ・ロードスター「Navy Top」

そしてもうひとつの特別仕様車が「ロードスター・ネイビートップ」。

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こちらはダークブルー幌と黒革内装とを茎合わせた「クールで都会的」な特別仕様車で、専用装備としては「インシュレーター付きダークブルー幌」「ボディ同色電動リモコン式ミラー」「高輝度塗装16インチアルミホイール」があり、販売期間は2022年5月31日まで、そして価格は6速マニュアルで319万1100円、6速ATで330万6600円。

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マツダ・ロードスターRF VS Terracotta Selection

そして追加された新グレードはロードスターRF VFテラコッタセレクション。

こちらは「リラックスした大人の休日」をイメージした仕様を持つといい、「テラコッタナッパレザーシート」「テラコッタインパネ/ドアトリムステッチ」が与えられ、6速マニュアルだと379万8300円、6速ATが382万5800円。

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なお、このグレードの追加、新色の追加を見るに、今回の改良について、現在のロードスターの主要顧客層(けっこう年齢層が高い)、そして受け止められ方を考慮したものかもしれませんね。

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参照:MAZDA

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