もしもフェラーリSP3デイトナに「サーキットオンリー」のハードコアバージョンが登場したら？過激しかし優雅なレンダリングが登場

｜　実際にフェラーリSP3デイトナでサーキットを走る人は少なそうだが、実現すれば楽しそうだ　｜

サーキットこそがフェラーリそしてSP3デイトナの本来の生息地でもある

さて、ニューモデルが発表されると登場するのが「もしも」系レンダリング。

たとえばスポーツカーやスーパーカーの新型車が登場すると「オープンモデル」「オフロード版」などの様々なデジタルカスタムが（様々なアーティストから）公開されることになりますが、今回はフェラーリSP3デイトナの「サーキット走行専用モデル」がアーティストによって作成され、インスタグラムに公開されています。

フェラーリSP3デイトナはこんなクルマ

このフェラーリSP3デイトナはフェラーリの少量生産限定モデル「ICONA」シリーズから発売された最新モデルで、そのデザインは330 P3/4、350 Can-Am、512Sといった過去のレーシングカーからインスピレーションを得ています。

搭載されるのは812コンペティツォーネに積まれる自然吸気6.5リッターV12エンジンで、その出力は850馬力、トランスミッションは7速デュアルクラッチ、駆動輪は後輪のみ。

なお、デイトナの名は1967年のデイトナ24時間レースにおいて、フェラーリが1-2-3フィニッシュを飾ったことを記念して名付けられています。

こちらが「ノーマル」状態のフェラーリSP3デイトナですが・・・。

今回アミーゴデザインではこんなレンダリングを作成しています。

フロントにはリップやエアロフリックが取り付けられ、それに呼応する形でサイドステップの張り出しが大きくなり、リアフェンダー上のダクトにはカーボン製と思われるガイドが取り付けられ、ホイールはセンターロックに、そしてリアサイドには整流板、トドメは巨大なリアウイング。

いずれのパーツも独自性あふれる、しかしフェラーリSP3デイトナのデザインを損なわないよう慎重にデザインされたもので、違和感のない作品に仕上がっているようですね。

フェラーリSP3デイトナそのものがレーシングカーをモチーフとしているだけに、このクルマとサーキットの相性は悪くはなく、しかし非常に希少なクルマ（限定599台）、そして1台3億円を超えるクルマだけに実際にサーキットを走るオーナーは少ないかもしれません（ゼロではないと思う。サーキットを走るためにワンオフのフェラーリをオーダーした顧客もいるくらいなので）。

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参照：Amigodesigns