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【動画】ポルシェミュージアムにて現存するポルシェ製最古のクルマ、1899年製のインホイール式電気自動車「ポルシェP1」の展示が開始される

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【動画】ポルシェミュージアムにて、現存するポルシェ製最古のクルマ、1899年製のインホイール式電気自動車「ポルシェP1」の展示開始

| 今となってはこのポルシェP1の歴史的価値は非常に大きい |

フェルディナンド・ポルシェはこのクルマというか”馬なし馬車”で時速90キロを出したらしい

さて、ポルシェと聞くと「リアエンジン」「フラットシックスエンジン」そしてなんといっても「911」ですが、今回ポルシェ自らが自社のポルシェ・ミュージアムに展示している「ポルシェ最初のクルマ」を紹介する動画を公開。

このポルシェ最初のクルマとは「エッガー・ローナーC.2フェートン」、通称ポルシェP1というもので、ポルシェ創業者であるフェルディナンド・ポルシェが手がけた”現存する最古の自動車”でもあり、今回復元されたうえでポルシェ・ミュージアムのエントランスに常設展示されているのだそう。

なお、フォルクスワーゲンはかつて(ポルシェ一族の末裔にしてVW」会長、フェルディナント・ピエヒ氏の命にて)V12エンジン搭載の高級車「フェートン」を発売し、全く売れなかったのに14年間も作り続けたという謎の過去がありますが、今思うと、このフェートンとは、このポルシェP1に由来していて、そのため子孫としては「売れなくともフェートンの名を持つクルマを作り続けたかった」のかもしれません。※ただ、公式には、フォルクスワーゲン「フェートン(Pheaton)」の名称はギリシア神話の太陽神である「ヘーリオス」の息子の名前から取られていると紹介されていた

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ポルシェP1は「ポルシェのもっとも重要な資産のひとつ」

なお、ポルシェはこのポルシェP1の復元に1年以上を要したといい、現在はこの車を "会社のコレクションの中で最も重要な車のひとつ "とも。

このポルシェP1は、1821年創業の馬車製造商社であるヤーコブ・ローナー社がフェルディナンド・ポルシェに命じて設計させた電気自動車で、リアアクスルの前にモーターを備えるという「ミドシップレイアウト」。

ブレーキは後輪にしかなかったとされますが、モーターによる制動も可能だったとされ、(ポルシェらしく、当時から)けっこうなストッピングパワーを発揮したものと思われます。

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当時のスペックは「2.9馬力、最高速度は36km/h」というものですが、短時間であれば7馬力を発生し、60km/hに達することも可能であったといい、さらにフェルディナンド・ポルシェはこれを改造することで90km/hを達成したという記録も残ります(このクルマで90km/h出すというのはたいへんな恐怖であったと思う)。

このモーターは当時23歳だったフェルディナンド・ポルシェ自身が開発した「オクタゴン」と呼ばれるもので(形状が八角形だった)、パワーソースはチューダー社製のバッテリー、そして航続可能距離は約79キロ(当時、行動半径はさほど広くなかったと思われるので、けっこう実用的だったのかも。ただし充電できる施設が限られていたと思われるので、そこまで戻るという計算の上での走行が必要だったと想像できる)。

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ちなみにフェルディナンド・ポルシェがなぜ電気に関心を持ったのかは不明ですが、「自身が生まれた村に、最初に電気を引いた(記録によると19歳のとき)」とも言われているので、文字通りの神童だったのでしょうね。

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ポルシェは「ポルシェP1」を未来へと結びつける

そしてポルシェはこのポルシェP1をインフィニティミラーの前に設置して「過去から現在へ旅している」ように見せていますが、今まさに電動化の真っ最中であるポルシェだけに、この過去の遺産を強調しない手はなく、LEDなど様々な技術、そしてサウンドを用いて「ポルシェのDNA」を演出しているように見えます。

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ポルシェミュージアムのキュレーター、アイリス・へイカーさんによると、「多くの来館者は、これまで馬車を電動モビリティと関連付けたことがありませんでした。ただ、私たちは、今回の新しい展示方法によって、本当に素晴らしい効果を生み出すことができました。これまでにない "インフィニティ・ミラー "技術により、来場者は皆、このエントランスでポルシェの電動化の始まりに引き込まれることになるのです」。

そしてこの展示物はポルシェミュージアムのほぼすべての場所から見ることができるといい、その歴史的価値にふさわしい注目を集めている、とも紹介されています。

ポルシェが「ポルシェP1(エッガー・ローナーC.2フェートン)」を紹介する動画はこちら

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参照:DPCcars

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JUN

人生において戻せないもの、それは4つ。「失われた機会、過ぎ去った時間、放たれた矢、口から出た言葉」。とにかくチャレンジ、しかし紳士的にありたいと思います。

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