| 見た目が無事だとしても、高電圧がかかるパーツの再利用はちょっと恐ろしい |
それにしても、ここまで車体が破損するとは一体どういった事故だったのか気になるところ
さて、クラッシュにて廃車となったフェラーリSF90ストラダーレが販売中。
いったいなぜ事故を起こしてしまったのか、その状況などは公開されていないものの、画像を見るに「どう考えても」修理は不可能だと思われ、ボディパネルに関してだと、無傷なのはルーフのみしかないように思われます。
そして見たところこのSF90ストラダーレにはアセット・フィオラノ・パッケージが装着され、カーボンホイールも取り付けられているので、オプション総額だと1000万円は軽く超えているのかもしれません。
このフェラーリSF90ストラダーレは文字通り「大破」
そしてこのフェラーリSF90ストラダーレの状況ですが、一見して廃車だとわかるレベルです。
フロントだとバンパーが外れてどこかへ行ってしまい、サブフレームも壊滅的なダメージを受け、インバーターが露出している状態であり、フロントフードも前半分がなくなってフロントグラスも押しつぶされているため、トラックかなにかの下に「潜り込んだ」ようにも見えますね。
運転席側は大きく損傷しておりリアフェンダーはベッコリと凹み、そのダメージはリアバンパーにまでおよびます。
右のリアフェンダーも破壊され、右側は前後ともホイールに大きなダメージを負っているようですね。
内装だとエアバッグのほとんどが展開して様々なパーツが破損した上で飛び散っていますが、生存空間はしっかり確保されており、ドライバーの生命が奪われるようなことはなかったのかもしれません。
シートくらいは使えるんじゃないか・・・と思ったものの、カーボン製のシェル、レザーともに傷が入っており、このまま使用するのはまず難しそうですね。
一方でエンジンについては(汚れを除くと)さほど破損がないようにも見え、運が良ければ再利用できるのかもしれません。
こちらはSF90ストラダーレのキー。
クルマが廃車となってしまえば「単なる飾り」としてしか機能しなさそうですが、これはこれで需要がありそうです。
やはりハイブリッドカーの修理は難しそう
なお、こういった事故を見るといつも思うのが「ハイブリッドカーの修理は難しそうだ」ということ。
インバーター、バッテリー、ケーブルなどは見た目の破損が無いように見えても「内部がどうなっているか」まではわからず、うかつに再利用して発火したりする可能性を考えると「使用しないほうがいい」のかもしれません。
となるとやはりハイブリッドカーの修理は非常に高価にならざるを得ず、現在フェラーリ296GTBの購入を考えている身としては「車両保険がとんでもなく高そうだな・・・」と思ったり。
そして「再利用できないパーツが多いだろう」という点においても、電動車はガソリン車に比較すると「エコではない」可能性もありそうですね。
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参照:IAA