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新型BMW i7 / 7シリーズはこうなる?かなり現実的な予想レンダリングが登場、ボクらにできるのは来月の新車発表に対しショックを受けないように準備をしておくことくらい

2022/03/21

新型BMW i7 / 7シリーズはこうなる?かなり現実的な予想レンダリングが登場、ボクらにできるのは来月の新車発表に対しショックを受けないように準備をしておくことくらい

| BMWの役員はこれまでにも過激なデザインを持つクルマの開発にGOサインを出しており、かなり寛容だと思われる |

BMWのデザインはほかの多くの会社では許されないだろうが、だからこそ発売する意義がある

さて、BMWは新型7シリーズおよびi7のティーザーキャンペーンを開始していますが、それとは別に様々なスパイフォトも出回っています。

そして今回、そういった一連の情報をまとめてロシアのカーメディア、Koresaが作成し公開したのが今回の予想レンダリング。

新型7シリーズそしてi7は車体や外板を共有することになり、その差異は一部のディティール、そしてもちろんパワートレイン(電動かガソリン化)ということになりそうですが、まずはi7のほうが先陣を切って4月にデビューを飾ると言われています。

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BMWはそのデザインの方向性を大きくシフト

今回公開されたレンダリングはおそらく「当たらずとも遠からず」で、かなり精度が高いものだと考えられますが、やはり衝撃的なのはそのフロント。

ボディラインそのものは現行7シリーズを踏襲することになると思われ、しかしフロントは大きくその印象を変えることになるのは間違いなく、画像の通りの薄型ヘッドライト、もしくはその下にもライトを設ける「スプリットヘッドライト」になる可能性が高いと目されています。

昨今のBMWの方向性について、上位シリーズだとボディの上下を「厚く」する傾向が見られ、これは迫力のあるフロント(キドニーグリル)を実現しようとなるとどうしてもボンネットが高くなり、それにあわせると車体も同時に厚くなってしまうのかもしれません。

もちろん、車体を厚く取ってキャビンを小さく見せたほうが車体が大きく見え、高級感が増すという理由もありそうですが、これらはBMWが傘下に納めているロールスロイスから学んだ手法なんじゃないかと考えたりします。

これにあわせ、BMWはモデル(シリーズ)間による差別化を拡大してゆくように思われ、たとえば高級なモデルはより高級に、スポーティーなモデルはよりスポーティーにといった具合ですが、新型M2クーペについてはこれまでにないボクシーなデザインエレメントを採用するように思われ、先ごろ公開された新型iX1のデザインについてもそれは同様。

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おそらく、いかに奇抜なデザインで新型7シリーズ/i7が登場しようとも、ボクらはすぐにそれに慣れてしまうだろう

よって、これまでの金太郎飴的デザインから(ラインアップ全体にて個別モデルのキャラクター強化を図るという向きへ)方向性を大きく変更する可能性が高く、新型7シリーズ/i7もその例に漏れないかもしれません(つまり、より重厚な高級車然としたルックスへと変貌を遂げる)。

そしてこちらは新型7シリーズを後部から見た予想レンダリング。

フロントに比較するといささか保守的ではありますが、リアクォーターウインドウ後部の処理、つまりホフマイスターキンクについては、現行3シリーズからはじまったデザイン改革を受け、新しい形状となりそうですね(実際に、これまでに目撃されたプロトタイプではこの部分を覆っているので、見せたくないなにか=新しいデザイン)が隠れているものと思われます。

2022-03-20 12.32.29

ただ、いずれにしても、新型4シリーズやM3/M4の例を見るまでもなく、いかに奇抜なデザインであっても「発売されてしまうと」それに慣れてしまい、「意外とカッコいい」と感じることになるのでしょうね。

現在のところ新型7シリーズ / i7に積まれるパワートレインについて確実な情報はなく、しかしi7のトップレンジだと600馬力程度を発生すると言われ、ガソリンエンジンバージョン(V8)はそれよりも「やや劣る」とされています。

ひとまず、ぼくらにできるのは来月に行われる発表で大きなショックを受けないように「準備しておく」くらいなのかもしれません。

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参照:Kolesa.ru

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