| まさか「オフロードキング」ランドクルーザーが浜辺で足を取られてしまうとは |
ランクルだけに、何事もなく再び走り出すことを期待
さて、スペインのサンルーカル・デ・バラメダのラス・ピレタス海岸にて、国家警察の所有するトヨタ・ランドクルーザーがなすすべもなく水没してしまったという報道。
ことの成り行きとしては、このランドクルーザーは浜辺にあった不審な物体を調査していたそうですが、湿った砂にタイヤを取られてしまい、脱出を試みるもタイヤが半分ほど(ホイールの中央くらいまで)埋まり、そのまま動けなくなったところに潮が満ちてきて沈んでしまったようですね。
救助車両がかけつけるも手を出せず
この案件については多くの人が目撃していたようで、SNSにはいくつかの画像や動画がアップされていますが、文字通り無情にも海中に没するランドクルーザーの姿が捉えられています。
なお、ランドクルーザーが砂浜から脱出できなくなったのち、救助を要請したようで、トラックや消防車、海側からは市民保護局所属のボートやダイバーが駆けつけるものの、時すでに遅く、「ミイラ取りがミイラになる」ことを懸念してた手を出せず。
そしてランドクルーザーはほぼルーフのみを残して海中へ。
なお、潮が引いた後にこのランドクルーザーは無事に救助され、本件にかかわるけが人は無かったとのことですが、その後このランドクルーザーがどうなったのかは報道されておらず、再び路上を走ることが出来たのかどうかは不明です。
ランドクルーザーの悪路走破性は非常に高く、しかしながらそのサイズに起因して車体が重いため、柔らかい(底なしの)ぬかるみや砂浜、火山灰が積もったような状況は比較的苦手だとも言われます(反面、ジムニーはこういった環境を得意とするようだ)。
ただ、ある程度水没するようなシチュエーションであっても室内やドライブトレーン、電気関係を保護するように設計されているとも思われ、引き上げた後に真水で洗い流せば「元通り」となることも期待でき、続報が(あれば)待ちたいところ。
ちなみに、ある程度水没すれば「浮力」が働き、そこで走り出せばなんとか脱出できたんじゃないかと考えたりするものの、もちろんこのドライバーはあらゆる手を尽くしたのだと思われます(もしくはエンジンに海水が入らないようにエンジンを停止させていたか)。
トヨタ・ランドクルーザーが海中に沈む様子を投稿したSNSはこちら
No hay palabras🤦♂️🤦♂️🤦♂️ #sanlucar #PoliciaNacional #submarino pic.twitter.com/13SIsfyzYq
— Ian Ainsworth (@ian_ainsworth) April 16, 2022
Coche de policía en Sanlucar de Barrameda pic.twitter.com/VPZNs0VUxo
— carmela (@carmensanchezm3) April 16, 2022
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