| まさかランボルギーニ・カウンタックLPI800-4でこのカラーを選ぶ人がいようとは |
実際に自分の目で見たときのインパクトは計り知れない
さて、現在はカウンタックLPI800-4の生産に注力しているランボルギーニ。
これまでにもブラックやブラウンの個体が目撃されていますが、今回はなんとカメレオンカラーのカウンタックLPI800-4が目撃されており、この動画をYoutube上に公開したVarryx氏によると、これはおよそ6万ドル(日本円で約620万円)のオプションなのだそう。
動画はいつもの平和なランボルギーニ本社の門からはじまりますが・・・。
カメレオンカラーのカウンタックLPI800-4のインパクトはスゴかった
姿を表したのはパープルのカウンタックLPI800-4。
一見するとパープルに見え・・・。
しかし角度が変わるとブラウンのようにも。
そして戻ってくる様子を見てもブラウンに見えますね。
ただし角度が変わると徐々に色が変化し・・・。
パープルに。
ただでさえインパクトの強いカウンタックLPI800-4ということもあり、さらにこのカラーを身にまとうと破壊力抜群だと思います。
なお、カウンタックLPI800-4のオーナーの多くは初代カウンタックのオーナーだといい、カウンタックLPI800-4のボディカラーには(既に所有している)初代カウンタックと同じカラーを選ぶ人が多いといいますが、まさかこのカラーの初代カウンタックが存在するとは思えず、このカウンタックLPI800-4のオーナーさんは「かなり思い切った選択をした」ということになりそうです。
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「カメレオンカラー」は各社ともオプションにて対応を行っている
なお、このカメレオンカラーについて日本では日本ペイントが展開する「マジョーラ」が比較的有名(これは製品名であり、塗料会社や自動車会社によって呼び方が変わる)。
ベースカラーに位相色を加えることで様々な表情を演出することができ、グリーン、パープル、シルバー、マゼンタ、シアン、ブルー、レッド、ピンクなど様々なカラーを行ったり来たりできる高意匠性塗料で、カスタムカーによく用いられることでも知られていますね。
ちなみにマクラーレンも同様のペイントをオプション設定しており、ちょっと前には400万円くらいと言われていたものの、現在はもうちょっと価格が上がっているものと思われます。
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なお、かなり特殊な塗装なので、もしもの事故や破損の際などの再塗装がかなり大変だとは思われますが、聞くところによれば、むしろ通常のメタリックやパール、マツダの得意なソウルレッドクリスタルパールのような高輝度塗装やラメとは異なって「色や粒子をそこまで精密に合わせなくてもいい」ために簡単な部類だそうで、しかし実際に自分で体験したわけではないために真実は不明です。
参考までに。フォードだと「ミスティクローム」という名称にてオプション設定があり、その価格は1000万円以上。
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こちらはランボルギーニ大阪/神戸さんの所有するアヴェンタドール。
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こういった感じで各社とも「実は」多くが純正対応しているのがこのカメレオンカラーですが、そのコストは「ちょっとしたクルマ、もしくは高級車が買える」くらいのものであり、そしてなかなか仕上がりを予想できるものではなく、それでもこれを選ぶオーナーさんは本物の「勇者」だと思います。
ランボルギーニの工場から出てくるカメレオンカラーのカウンタックLPI800-4を捉えた動画はこちら
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参照:Varryx