| BMW工場での生産工程は他工場に比較して自動化率が高いようにも思える |
BMW M3ツーリングの正式発表が待ち遠しくてならない
さて、BMWは新型M3ツーリングの発表を控えて数々のティーザー画像/動画を公開していますが、今回はその製造風景をYoutbeへとアップしています。
今回紹介されているのは本生産前のプリプロダクションモデルとなり、実際にBMWの工場にて、消費者へと納車されるM3ツーリングと同じ方法にて生産されていて、ボディパネルの成形や溶接、塗装、パワートレインとの結合、テストといったところを見ることが可能。
ここでその一部を紹介してみたいと思います。
G81 BMW M3ツーリングはこうやって作られる
そこで今回はBMWのスタッフが直々に工場を案内してくれ、まずはプレスしたパネルを溶接して車体を形成するところから。
ただしこの工場でプレスしているのか、それともプレス済みパネルを他から運んできているのかは不明です(日本とアメリカではプレスから一貫して製造することが多いようだが、ドイツではプレスを別の場所で行うことが多いとも聞く)。
ボディの溶接については見る限り完全自動化(すごい数のロボットだ)。
ボディシェルが完成した後はジオメトリの計測。
こちらも完全に自動化されているようですね。
一方、ボンネットやドアは人の手によって取り付けられます。
その後は塗装ブースへ。
なお、「コントラストルーフ」にペイントする場合は人の手によってマスキングがなされており(ルーフ以外の部分が覆われている)、そのぶんオプション価格が高くなるのにも納得ですね。
こちらはコントラストルーフが仕上がった状態。
そして別のラインではパワートレインを組み立て中。
そしてまた別のラインでは足回り。
これらを合体(マリアージュ)させて・・・。
前後バンパーも取り付け。
その後はリフトアップしエキゾーストシステムを装着。
リアディフューザーはおそらくオプションとなるカーボンファイバー製。
最後に内装を組み付けて・・・。
完成後にはパワーチェックを行うようですね。
新型BMW M3ツーリングへの期待は非常に高い
なお、M3にワゴンボディが設定されるのは今回が「初」となりますが、これはM3の持つ究極の運動性能とワゴンボディの実用性とを併せ持つMモデルとして高い期待が寄せられており、グッドウッドでの発表に向けて世界中の注目が集まります。
現時点で日本市場へと導入されるかどうかはわかりませんが、これまでの経緯から見て日本市場とワゴンボディとの相性は悪くなく、かつメルセデスAMGやアウディのRSモデル(のワゴン)への対抗上、まず日本でも販売されるだろう、と考えています。
新型M3ツーリングが製造される様子を紹介する動画はこちら
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参照:BMW M