| どんなに難しい仕様でも自由自在にカスタム可能 |
これだけ思った通りのものを作ることができればカスタムもずいぶん楽しくなりそうだ
さて、これまでにも数々のスーパーカーや日本車のミニカー(主にはホットウィール)をカスタムしてきたジャカルタ・ダイキャスト・プロジェクトですが、今回は(ホットウィール製の)GRスープラを魔改造。
ただ、これまでと異なるのはCGアーティスト、ハイケイド(Hycade)氏の考案した”GRスープラ ワイドボディ”なるバーチャル空間上のカスタムカーを再現したことで、バーチャルからリアルへといった波がミニカー界にも押し寄せてきたということになります。※実車のチューニング業界ではすでにネタをバーチャルに求めている
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ホットウィールのカスタムカーはこうやって作る
そこで今回のカスタムに使用するのはこのホットウィール製のGRスープラ(すでにワイドボディキットやリアウイングが装着されている)。
改造に入る前に全体のバランスを見るため、まずはボディとシャシーを分離させ、さらにタイヤとホイールを(市販のカスタムパーツへ)交換して雰囲気を把握します。
タイヤの収まりが悪かったのでルーターにてホイールアーチを拡大(そうしないとちょっとボディが浮いてしまい車高が下がらない)。
その後は完成状態をイメージし、不要なパーツはすべてカット、もしくは削り取り・・・。
塗装を剥離します。
エアロパーツはワンオフにて「成形」
その後は直接ボディにパテを盛ってボディとエアロパーツを整形してゆきますが、こちらはノーズを延長し、プラバンにてエアロパーツ(の一部)を作った状態。
エアロパーツのフィンなどはプラ板にて作ってゆくことになります。
フロントフェンダーもパテにて成形し、乾燥させた後にカッターで削って形を整え、その後はサンドペーパーにて研磨を行います。
ボンネット上にはエアアウトレットを設けるために糸ノコにて一部をカット。
カットした部分を下に押し込んで段差を作り、エアアウトレット周辺の盛り上がりはパテによって形作られることに。
その後はサイドステップに加え・・・。
リアフェンダーやリアバンパー、リアディフューザーにダックテール式スポイラーもパテとプラバンによるフルスクラッチです。
その後はサフェーサーを塗ってボディカラー(レッド)をペイントし、その後にブラックにてアクセントカラーを入れるなどディティールを整えます。
フロント、サイド、リアにはカナードやウイングレットが設けられていることもわかりますね。
リアディフューザーもブラックにてペイント。
その後はヘッドライトやテールランプのディティールを完成させ、ボディ全体にクリアーを塗ってできあがり(いつの間にかドアミラーも取り付けられている)。
完成したリアはこんな感じ。
トヨタエンブレムも取り付けられていますね。
ホットウィール製GRスープラを超ワイドボディ仕様へと魔改造してゆく動画はこちら
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